双子に奮闘するママに大反響、寝かしつけようと2部屋を行ったり来たり。

2014/08/17 11:55 Written by Narinari.com編集部

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親の務めとはいえ、かわいい我が子の世話で毎日ヘトヘトになっているお母さんは多いことだろう。ましてや見守る子どもが2人となると、1人だけとは違う苦労があるのは想像に難くない。現在2歳の双子の男の子を育てている若いノルウェー人ママが、最近、彼らを昼寝させようとした時の様子を撮影した動画を公開した。すると、あまりに大変そうだと、大きな注目を集めている。

この動画は、7月24日付でYouTubeに投稿された「Tvillinger og leggetid! / Twins bedtime」(//www.youtube.com/watch?v=p6WfKsxvIB4)。投稿者のヘンリエッテ・ヨナッセンさんは、間もなく3歳を迎える双子の男の子を育てる21歳の母親で、米紙ニューヨーク・デイリーニュースや、彼女が8月3日に開設したブログ「TWINS WINS」によると、暑い日が続く最近、彼女はなかなか昼寝をしてくれない息子たちに悩んでいたところ、友人から「別々の部屋で寝かせてみたら?」とアドバイスされ、実行してみた時の様子を撮影したものだそうだ。

いつもは、同じ部屋の中にあるベッドにそれぞれ寝かせ、背中を軽くたたきながら歌を歌っていると「30分以内」には眠ってくれるという息子たち。しかし晴れて暑い日が続く最近は、2人ともなかなか昼寝しようとしなくなっていたそうだ。そこで「お互い起こし合わないように」(ノルウェー放送局TV2より)とのアドバイスに従い、2人を別々の部屋で寝かせてみる作戦をやってみたヨナッセンさん。ただ、「うまくいかない気がする」とも思っていた彼女は、どんな結果になるのか“作戦”の様子を動画で収めておこうと考えた。

そして撮影されたのが、3分あまりに編集されたこの動画。隣り合う部屋に用意したそれぞれのベッドに、双子を1人ずつ寝かそうと奮闘するヨナッセンさんだが、1人を落ち着かせて部屋を出てみると、構ってもらえなかったもう1人がベッドから歩き出し、ドアを開けて母親を待っていて、今度はそっちを相手しているとさっき寝かしつけたもう1人が―――という状況が繰り返されている。時には2人同時にドアから顔を覗かせたり、やっと寝たかとソファに座って息をついたらやっぱりまた出てきたりと、さすがにこの間は「とてもイライラさせられた」そうだ。

しかし、「彼らが寝るまで根気強く続けることにした」奮闘ぶりをヨナッセンさんが短く編集して紹介した動画は、元気な双子に苦労する母親の姿が面白く受け取られているようで、ノルウェーだけでなく欧米でも大反響。再生回数は約600万回(8月17日現在)に達し、面白さを訴える好意的な見方だけでなく、子育ての仕方や子どもたちに対する彼女の態度についての意見も多数寄せられているという。

そうした意見に彼女は「ノルウェーで子どもを叩いたら取り上げられてしまう」と説明し、「自分がしてもらいたい方法で子どもたちには接する」と自分の育児ポリシーにも言及している。

その結果、たとえ2時間部屋を行ったり来たりしたとしても、それで子どもたちが気持ちよく寝てくれるなら良しと考えている様子のヨナッセンさん。ただし、部屋を分けるのはこの日が「唯一」とも綴っており、少なくとも昼寝が必要なもうしばらくの間は、息子たちが別れて寝るようなことはなさそうだ。

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