体調不良により2010年10月から活動休止中の中森明菜（49歳）が8月6日に発売したベストアルバム「オールタイム・ベスト -オリジナル-」と「オールタイム・ベスト -歌姫（カヴァー）-」（ユニバーサルミュージック）が、発売初週でそれぞれ2.8万枚、1.4万枚を売り上げ、8月18日付けのオリコン週間アルバムランキング（集計期間：8月4日〜10日）で初登場3位、7位を獲得した。

中森明菜のTOP3入りは、1991年4月15日付けにシングル「二人静−天河伝説殺人事件より」（1991年3月発売）で3位を獲得して以来23年4か月ぶり。アルバムは、1989年9月4日付けに「CRUISE」（1989年7月発売）で3位を獲得して以来、25年ぶりのTOP3入りとなった。

アルバムの同時TOP10入りは1989年11月27日付けにCD「AKINA EAST LIVE」（6位）と「AKINA EAST LIVE（5,634円）」（10位）で記録して以来自身24年9か月ぶりで、別作品での同時TOP10入りは1983年1月31日付けにLP「バリエーション」（2位）と「セブンティーン」（7位）で記録して以来31年7か月ぶり。

また、「ベスト」「カバー」アルバムでの同時TOP10入りは、小泉今日子（48歳）が1988年12月26日付けにベスト「Best of Kyong King」（7位）とカバー「ナツメロ」（10位）で記録して以来25年8か月ぶりとなった。

なお、今回発売のアルバムには3曲の新曲が収録されていることも話題に。オリジナル曲からヒット曲を集めたベストアルバム“オリジナル”には4年ぶりの新曲「SWEET RAIN」が、カバー企画「歌姫」シリーズの楽曲を選りすぐった“歌姫”には「恋の奴隷」（奥村チヨ）、「男と女のお話」（日吉ミミ）のカバーが収録されている。