酒で記憶ない朝に届いた明細、徒歩20秒でもタクシー呼んだ失敗談が話題に。

2014/08/08 16:28 Written by Narinari.com編集部

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後で記憶がないほど泥酔した場合、大抵の人はまともな行動をしていないもの。思い出して後悔するくらいなら、ある意味記憶に残らないほうが幸せとも言えるのかもしれないが、米国のある男性は最近、便利な世の中になったおかげで、泥酔時に起こしていた失敗に翌朝気付くという出来事があったそうで、米ソーシャルサイトredditに自ら投稿した彼の失敗談が、多くの人に教訓と笑いを提供している。

米紙サンフランシスコ・クロニクルや英紙インディペンデントなどによると、泥酔の失敗談をredditに披露したのは、テキサス州ヒューストン在住とされる男性。彼は最近、ヒューストン市内のバーで酒を飲み過ぎて泥酔状態となり、そこからの記憶は翌朝目覚めるまで全く残ってなかったそうだ。ところがその翌朝、彼は自分のスマートフォンに送られてきたメールを見て、酔った自分がやらかしていた行動の一部を知ってしまったという。

彼が目にしたのは、米国でサービスが始まり、現在では東京都内でも利用できる、タクシー配車サービスのスマホアプリ「Uber」の利用明細メール。泥酔していた時、男性は歩くのが面倒になり、Uberを使って呼んだタクシーに乗り込んだようだ。明細メールには、利用料金の他に彼が乗った場所と降りた場所、経路までも表示されていて、それによれば、彼が向かった先は角を右に曲がればすぐのところにある別のバー。距離にして「95フィート(約30メートル)」、歩いても20秒ほどという場所へ向かうのに、彼はタクシーを使ってしまっていたのだ。

Uberの利用明細メールを見た男性は、記憶がない間に4.28ドル(約440円)を無駄遣いしていた事実を知ったという。

その明細メールの画像をredditに投稿し、自ら酒の失敗談をネット上で紹介した男性。泥酔中の無駄なタクシー利用を知らせてくれたUberに「ありがとう」と感謝する、ユーモアを込めた自虐タイトルを付けた効果もあったようで、彼の失敗談は多くのredditユーザーから注目を集め、欧米メディアでも紹介されるほどの話題となったようだ。

メールに気付いた時は、きっと自分が情けなくなっただろうが、大金を遣ったり他人に迷惑をかけたりしたわけではない分、今回の出来事は男性にとって、酒の飲み方を反省するいい機会になったのかもしれない。

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