チョコレートの包み紙風履歴書、自身のあだ名と商品名が同じ点を活用。

2014/08/06 18:24 Written by Narinari.com編集部

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仕事を探す際は、必ず用意しなくてはならない履歴書。採用してもらうためにどれだけ自分についてアピールできるか、あれこれ悩んだ経験がある人は少なくないだろうが、米国のある男性は見た目から勝負と、自分の名前を活かした変わったフォーマットの履歴書を作成してみたそうだ。

米紙ロサンゼルス・タイムズや英紙デイリー・メールなどによると、変わった履歴書を作ったのは、ミシガン州グランドラピッズに住むマシュー・ハーシュさんという男性。すでに社会人として活躍中の彼は、昨年経営学を学んでいた大学を卒業してからデザインに関して学びたくなり、この夏、大学で開かれているサマースクールを受講した。そこで「自分自身を紹介する道具を作り出そう」という課題を与えられた時、彼は以前思いついたアイデアを思い出し、具現化してみた。

それが、チョコレートの包み紙にした自身の履歴書。幼い頃より周りから「Hirschy(ハーシー)」と呼ばれていたというハーシュさんは、課題を与えられて「面白いものを考えよう」と頭を捻っていた時、ふと「何年か前に思った」自分のあだ名と同じ音の、米国のチョコレート製造会社「Hershey(ハーシー)」の存在を思い出した。そして課題に沿うものを考えた結果、ハーシーのチョコレートを使った、“包み紙の履歴書”制作に至ったという。

まずは本物の包み紙のレイアウトを知ることから始めようと、ハーシーのチョコレートを「たくさん買った」というハーシュさん。そうした研究を積み重ねた末に完成した“履歴書”は、彼が開設しているサイト内に「Hirschy's Bar」とのタイトルで紹介されている。

本物に似せて「Hirschy's」と書かれた表側には、名前の左側に生まれた年、右下に「自分の体重」を記載。そして裏側に名前や学歴に加え、使用された原料一覧のように、自分の性格や能力をパーセンテージにして表示し、バーコードの数字を電話番号にするなど、いろいろと面白い工夫を凝らしている。

その後、完成させた課題を自身のサイト上でも公開したところ、「圧倒的な反応」を得たと注目ぶりを喜んでいるハーシュさん。仕事をしている彼にとっては、今後名刺代わりとしても利用できそうだが、貰う側にしても、単なる紙一枚を渡されるよりは“おいしいおまけ”もくれた人として印象に残りやすく、喜ぶ人が多いかもしれない。

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