6月から初のワールドツアーとして、フランス、ドイツ、英国、米国でのワンマンライブを大成功させ、英国では大型メタルフェス「Sonisphere Festival UK」で異例の大抜擢。メインステージのパフォーマンスで大きな反響を呼んだBABYMETALが、現在、レディー・ガガの米国ツアーのサポートアクトとして、5公演（フェニックス、ラスベガス、ステイトライン、ソルトレイクシティー、デンバー）に出演している。

初日となる7月30日のフェニックス公演では最前列、8月2日のステイトライン公演ではステージ袖まで、ガガ自身がBABYMETALのパフォーマンスを見るために姿を現した。集まった観客も、ガガが自分の出番前に出てくるという思わぬハプニングに大興奮。実は、サポートアクトのライブをガガ本人が出番の前に複数回も観に来るということは、過去のツアーを見ても初めてだという。

「ギミチョコ！！」の演奏に合わせてノリノリでヘッドバンギングをする姿が動画サイトに多数アップされており、ガガも実際にライブを見てBABYMETALを大変気に入っている様子。

前述のステイトライン公演では、ガガの楽屋に招待されたBABYMETAL。ガガ本人から直接、ライブに対するアドバイスが贈られたそうだ。そしてガガ自ら「一緒に写真を撮りたい」とリクエストがあり、撮影された写真はガガのインスタグラムにアップされ、世界中から大反響を呼ぶことになった。写真ではアイアンメイデンのTシャツを来たガガが、BABYMETALメンバーから教わったという「キツネサイン」をしている様子が写っている。

2013年のサマーソニックではメタリカがステージ袖まで観に来たり、楽屋に招待されたことに続いて、今年も海外のビッグアーティストから注目をされることとなったBABYMETAL。6日からは邦楽アーティストとしては初となるAmazonデジタルミュージックストアでの日米同時プロモーションも決定し、ますます世界中で注目が高まっていることがわかる。

日本では8月16日、17日に開催されるサマーソニックへの出演を控え、ワールドツアー日本公演として9月13日、14日には幕張メッセ・イベントホールでのワンマンライブも決定している。

BABYMETALは「LADY GAGAさんのアメリカツアーのサポートアクトという大役をさせて頂くことになり、最初は驚きと不安がありましたが選んで頂いたことがすごく嬉しかったです。7月30日から私たちのサポートツアーが始まりました。初めてBABYMETALを観るお客さん達は最初はおとなしく観ていたのですが、最後はたくさんの拍手をして頂いて、私たちの熱い気持ちが伝わったようで嬉しかったです。また私たちのステージをGAGAさんが観に来て下さったり、お会いさせて頂いた時にはたくさんのアドバイスを頂きました。今でも信じられないような貴重な体験をさせて頂いています」と喜びのコメントを寄せている。