スタジオジブリ「耳をすませば」の主人公・月島雫役などで知られる声優の本名陽子が7月30日、公式ブログで結婚を報告した。お相手は、かねてより交際していた一般の男性だという。

30日付けのエントリー「今日は何の日？」では、23年間の声優人生を振り返りながら、「突然ですが、ここで皆さまに御報告があります」と切り出し、「過日、かねてより交際していた方と入籍いたしました。（業界の方ではありません）」とファンに報告。そして、「とても朗らかで、誰よりも人を大切にする、笑顔の素敵な方です」と、夫の人柄を紹介した。

また、「これからは、『本名：本名陽子』改め、『芸名：本名陽子』として家庭はもちろん、仕事もますますがんばってまいりますので、皆さま何卒よろしくお願いいたします」とつづり、「耳をすませば」月島雫の言葉を借りて、最後はこう結んでいる。

「いま、ようやくこのセリフをちゃんといえます（笑）『……好きな人が、できました』」

本名は12歳のとき、スタジオジブリ制作の映画「おもひでぽろぽろ」（監督：高畑勲）の岡島タエ子役で声優デビュー。その後は「耳をすませば」の月島雫役、「猫の恩返し」のチカ役といったジブリ作品のほか、「プリキュア」シリーズ第1作の美墨なぎさ役（キュアブラック）、映画「アメイジング・スパイダーマン」のヒロイン吹替なども務めている。