瓶の中に女児の舌ぴったんこ、医師も助けられず消防隊出動の騒ぎに。

2014/07/24 14:27 Written by Narinari.com編集部

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幼い頃、特に意味もなく、瓶を口にくわえて遊んでいた経験がある人は多いかもしれない。中国のある女の子は先日、瓶に飲料を入れ、吸ったりして遊んでいたところ、舌が瓶の中に吸着してしまい、抜けなくなってしまった。保護者や医師ではどうにもできず、最終的に消防隊に助けてもらう騒動になったそうだ。

中国紙東南商報などによると、この一件は7月20日のこと。浙江省寧波市江東区で暮らす女児を襲った悲劇だ。

この日20時ごろ、9歳の女児が友人たちと一緒に遊んでいるとき、家にあった小さなガラス瓶に飲料を入れ、舌を入れて吸ったそう。すると、しばらくして瓶の口から舌が抜けなくなってしまい、親に助けを求めてきたそうだ。

瓶は6〜7センチほどの高さで、底部の直径は約3センチ。瓶の口の部分は直径約2センチしかなく、子ども向けの飲料タイプの薬瓶と同程度のサイズのものだった。女児の舌は瓶の3分の1程度の深さにまで侵入しており、次第に紫色に変色。危険を感じた親はすぐに女児を連れて病院に駆け込んだ。

しかし、女児を診察した医師には手の施しようがなかった。瓶を壊して取り除けば良いだけだが、それは専門外の作業。そこで医師は消防隊に連絡を取り、最終的に瓶を壊してもらうことにした。作業を担当した消防隊員はまず女児の顔を布で覆い、瓶の欠片が飛び散らないようにテープでぐるぐる巻きにしてからペンチでおさえ、慎重に底部を破壊したという。

作業を担当した消防隊員曰く、今回の事故原因は女児が瓶の口に舌を入れて遊んでいるうちに、瓶の中が真空状態になって舌が吸着してしまったこと。同様の状況に子どもが陥った場合は、まず空気を瓶の中に入れて圧力を下げるようにし、それでも抜けなかった場合はプロに助けを求めたほうがいいとアドバイスしている。


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