家抵当に入れ陰茎増大手術へ、下ネタにも加われず悩み続けた人生。

2014/07/18 16:43 Written by Narinari.com編集部

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特に同性同士の間では、下ネタで会話が盛り上がるケースも少なくない。ただ誰でも通用するわけではなく、そういう話を好まない人もいるわけだが、オーストラリアに住む32歳の男性もその1人だという。彼の場合、大きくなっても7センチほどという、自身の“小さな陰茎”が大きなコンプレックスとなり、その影響からさまざまな面において自信が持てなくなってしまったそうだ。そこで男性は、2年前に大きくする手術を受けたものの、目立った効果が得られず失敗。諦めきれない男性は、今度は家を抵当に入れて費用を捻出し、再度手術に臨む予定だという。

豪ニュースサイトNinemsnなどによると、男としてはとても辛い悩みを抱えているのは、オーストラリアで建築業を営む32歳の男性。昨年5月、「マイケル」という仮名でNinemsnの取材に応じた彼は、幼い頃から自身の陰茎が小さいと認識していたと告白した。そのきっかけの1つとなったのが、母親が犯したと指摘する「誤り」。まだ幼かった彼のそこが小さすぎると感じた母親は、ある日小児科医のもとへ連れて行ったそうだ。そのとき、診察した女性医師からは「もっと小さいのを見たことがある」と言われたが、彼の中ではこのときの経験が心に強く残ってしまった。

その後、体は大きくなっても肝心の部分は「明らかに成長しなかった」という男性。サイズは通常時で「4センチ」、勃起時で「7センチ」とされ、一般的なオーストラリア人男性の勃起時の大きさが「14.5センチから17.5センチ」と報告されている点からして、いかに小ぶりであるかが分かる。その影響もあって、彼は自尊心が持てず落ち込みやすい性格になったといい、コンプレックスから「下ネタの話に加わるのも難しい」とあって、学生時代はいじめの対象となり、心を開ける友だちもできなかったというから、深刻な悩みだ。

そして、女性との交際にもやはりなかなか積極的にはなれなかったようで、初めて彼女が出来たのは24歳の時。しかし性交渉経験は、3か月間で交際が終わったこの彼女と、その6年後に訪れた機会のみと明かし、彼は自分の小さな陰茎が「多く経験する機会を阻害した」との気持ちを漏らしている。結局、そうした不安を抱えながらでは、女性とまともに「話すのも難しい」とし、全ては男としての自信のなさが、彼全体の自信喪失へと繋がってしまったようだ。

そうした経験の積み重ねから、2012年に長年抱えてきたコンプレックスを断ち切るために、サイズを大きくする手術を「4万5,000オーストラリアドル(約425万円)」かけて行ったという男性。しかし、その結果は「痛くて期待外れだった」そうで失敗に終わったという。それでも、そこの小ささが「私の自信に影響を及ぼしてきた」と確信している彼は希望を諦めきれないようで、このほど「12月に再度手術を受ける」決意を固めたそうだ。

今度予定しているのは、前回よりも「大きな手術」に臨むとしており、必要となる費用は合計6万8,000ドル(約640万円)。この大金を捻出するために、彼は最近自宅を抵当に入れてまで手術の準備を進めていると話しており、生活環境を確保する前に、自分の自信を取り戻す方が大切だと判断したようだ。ただ、手術が成功して人生が好転するのであれば、手術代も彼にとっては高くないのかもしれない。

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