荻野目洋子が15年ぶりの新曲、デビュー30周年迎え本格的に再始動へ。

2014/07/18 07:09 Written by Narinari.com編集部

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歌手・荻野目洋子のデビュー30周年を記念したアルバム「ディア・ポップシンガー」が、8月20日(水)にリリースされることが決定した。前作「Songs & Voices」から、実に4年9か月ぶりのニューアルバムとなる。

1984年4月に「未来航海-Sailing-」で歌手デビューを果たして以来、「ダンシング・ヒーロー」「六本木純情派」「コーヒー・ルンバ」など数々のヒットを放ってきた荻野目。結婚・出産を経て、近年は子育てを優先しつつ、音楽番組やライブイベントにも精力的に出演している。昨年12月の「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)では、シークレット・ゲストとして「ダンシング・ヒーロー」を披露。放送後、有料音楽配信サイト(歌謡曲・演歌部門)で月間1位を獲得した。

そんな荻野目の久々のアルバムは、自身の代表曲の新録ヴァージョンのほか、80年代に世界的なヒットを記録した洋楽の日本語カヴァー、さらにオリジナル曲としては1999年発表の「Feeling」以来、15年ぶりとなる新曲「キミとタイムマシン」(作詞:荻野目洋子)など全12曲を収録。

おなじみのヒットナンバーばかりで構成された豪華ラインナップで、1987年の年間アルバムランキング1位を獲得した「ノン・ストッパー」(1986年12月発売)の21世紀版といえる内容となっている。

30周年という節目を迎えた荻野目は子育てが一段落したこともあり、本作を本格的再始動の第1弾と位置づけ、洋楽カヴァーの選曲だけでなく、日本語詞もすべて自身が手がけている。

このアルバムについて、荻野目は「子育てでお休みしていた時期もありますが、こうして歌う機会に恵まれて30周年を迎えられたのはとても幸せなことだと感謝しています。今回収録した洋楽カヴァーは私の声で歌ったときに弾けられそうな雰囲気の曲を選びました。80年代のヒットソングが中心ですので、同世代の方なら耳に馴染んだ曲ばかりだと思います。様々なシーンで楽しみながら聴いていただけたら嬉しいです!」とコメントを寄せている。

なお、ジャケット写真を撮影したのは、アート、ファッション、広告など幅広い分野で国際的な活躍を続けるレスリー・キー。シンガポールに在住していた頃から荻野目の大ファンということで、今回、待望のコラボレーションが実現した。

昨今の音楽シーンはEDMをはじめとするダンスミュージックが世界的な主流となっており、ヒットチャートの上位は歌って踊れるアーティストで占められている。一方で、2010年代に入って、大型ディスコ店が相次いで復活するなど、ディスコブームが再来。さらにNHKの朝ドラ「あまちゃん」に象徴される80年代カルチャーの再評価の動きもあり、日本にダンスミュージックを定着させた“荻野目洋子”というパイオニアにも、再び注目が集まりそうだ。

また、彼女の代表作である「ダンシング・ヒーロー」はかねてより東海地区を中心に盆踊りの定番曲としても浸透しており、楽曲そのものに、時代を超える普遍的な魅力が備わっていたことも証明されている。

本作の限定盤DVDには、その「ダンシング・ヒーロー」のNEWダンス・ヴァージョンのMVも収録。その視聴用ショート・ヴァージョンは、7月18日よりYouTubeでも公開中だ(//www.youtube.com/watch?v=hf4kyTBbbH4)

10月16日(木)には単独ライブとしては8年ぶりとなる30周年記念コンサートの開催も決定。本格的な再始動、どのような展開をしていくのか、楽しみなところだ。

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