ポルノグラフィティ・岡野昭仁の発案により、アミューズ所属アーティストによるフェス“BBQ in つま恋”（7月19日開催）のオリジナルソングを制作することが決定した。

ポルノグラフィティは東日本大震災が起きた2011年に、“ポルノ丸”というプロジェクトを立ち上げ、チャリティグッズの販売や募金を実施。その収益および義援金で、当時震災の影響で不足していた漁船を購入し、被災地に贈るという活動をしていた。

そのときの会場が今回と同じつま恋で、この縁のある場所で東北復興への想いを「Amuse Fes 2014　BBQ in つま恋　〜僕らのビートを喰らえコラ！〜」に集うアーティスト、ファンと一緒に再び呼び起こしたいとの気持ちから、「BBQ in つま恋 オリジナルソング」の企画が立ち上がった。

このオリジナルソングは、フェス当日にステージで初披露される。そして、そのLIVE音源を配信限定にてリリースすることも決定。配信によって得られた収益は、東北震災の復興支援に充てられる。

作曲は「出演するアーティストも、会場に来てくれる皆さんも、一緒に歌えるような曲を作りたい」と、発案者の岡野昭仁（ポルノグラフィティ）が担当。作詞は初挑戦となるあ〜ちゃん（Perfume）と新藤晴一（ポルノグラフィティ）が共作で務める。

「ポルノグラフィティの曲ではなく、つま恋に集うみんなの曲にしたい」とポルノグラフィティが考えていたところ、かねてから「作詞に興味がある」と話していたあ〜ちゃんが挑戦する運びとなった。

あ〜ちゃん自身も「このような機会をいただけて嬉しい。少しでも力になれたら」と企画の趣旨に賛同し、今回のスペシャルタッグを結成。作詞にあたっては新藤とあ〜ちゃんが直接連絡を取り合って、何度かのやり取りの末に“共作”詞が完成した。

なお、配信リリースや寄付先などに関する詳細は、フェスの当日、会場にて発表される。

☆ポルノグラフィティ・岡野昭仁コメント

アミューズの仲間と、来て下さった皆さんで作り上げた昨年の“BBQ in つま恋”は、自分たちのこれからの希望となるものでした。その希望を、まだ助けを必要とする東北に少しでも届けられるようにと曲を作りました。


☆Perfume・あ〜ちゃんコメント

今回のつま恋ソングの作詞のお話は、晴一さんからメールでいただきました。こんなありがたいお話、是非受けてみたいけれど作詞が初めてなので不安だったのですが、「それは絶対大丈夫、協力するし、書いてほしい！あ〜ちゃんが書くことに意味があるから」と言っていただけてとても勇気が湧いて、「想いのこもった温かいライブにしたい、そしてこの曲が被災地のみなさんの少しでもの力になれたら」という大先輩の力強いお言葉に、私も心が揺さぶられて受けさせていただくことにしました。

初めての作詞は本当に難しかったです。言いたいことが譜割りに収まらなくて、普段のライブでどれほど私は自由に長々話してしまっていたんだろう…と反省しました。そのくらい作詞をしてらっしゃる方々は言葉少ない。そして、ロマンチック。素敵です。晴一さん。とてもとても勉強になりました。

機会をくださった先輩方に感謝です。つま恋当日のライブでみんなで歌えるのを本当に楽しみにしています。