ムツゴロウさんが凹んだこと「仲良くなりたい象に殺されかけてね…」。

2014/07/03 04:00 Written by Narinari.com編集部

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“ムツゴロウさん”こと畑正憲(79歳)と、2012年ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリに輝いた女優・優希美青(15歳)が、“癒やし”をテーマにしたHappy Elements提供のアプリゲーム「メルクストーリア-癒術士と鈴のしらべ-」のテレビCM「バトル」篇(15秒)で“64歳差共演”を果たした。CMは7月5日より東名阪で放映を開始する。それに先駆け、ムツゴロウさんが“癒やし”に関する質問に答えてくれた。

ムツゴロウさんへのインタビューは次の通り。

Q.CMキャラクターに選ばれた感想を教えてください。

「癒し」というのは、命がけで50年追い求めてきたこと。人間や動物のなかでどうなっていくのかというのをメインテーマとした、「よしよしの科学」という本を書こうと約束していたので、それに先駆けて「癒し」がテーマなこのお仕事をいただいてびっくりしています。

Q.思わず癒してほしくなった、ショックを受けた体験や凹んだことはありますか?

象に夢中になっていた時期に仲良くなりたい象がいて、「お前なにしてる?」と近づいていったら相手の機嫌が悪くて、バーンって川のなかに投げ飛ばされて、(自分の)上にのってきて、殺されかけました。そのときのメガネはまだ持っていますけど、下の砂にすれてすりガラスになりましたよ。つぶされかけたときに象が川に流されたタイミングで、これはしめたと思い、逃げました。

あのときは凹みましたよ。本当にドキドキして凹みました。まだまだ修行が足りないなぁと思いましたね。

※※※ ※※※ ※※※

「メルクストーリア-癒術士と鈴のしらべ-」CMの舞台は、オープンカフェでの昼下がり。スマホで「メルクストーリア」に夢中な優希は、プレイ中にボスが登場し、「よ〜し!」と意気込んで、「よし、よし、よし、よし!」と攻撃、それが決まると「ぃよっし!!」声に出し、ガッツポーズで喜んでいる。それにかぶせるように、隣の席から「癒〜し 癒〜し 癒〜し」の声が……。「つららちゃん、癒〜し!コーネリアちゃん、癒し!癒し!」。隣の席には「メルクストーリア」のキャラクターにドハマリしているムツゴロウさんの姿。優希も思わず覗き込んで「ムツゴロウさんだ!」と驚くストーリーが描かれる。

CMの撮影は都内のオープンカフェで撮影で行われた。優希は真っ白なレースのワンピースで、ムツゴロウさんはサーモンピンクの「癒〜し」と書かれたTシャツ衣裳で登場した。実はこのTシャツの「癒〜し」の文字は、ムツゴロウさんの直筆をプリントアウトしたもの。優しい人柄が現れた味のある字体だ。

作家や動物研究家として知られているムツゴロウさんだが、かつてはディレクターとしてCM制作や映画制作の分野でも活躍し、数々の賞を手にしている経歴の持ち主。監督と真剣に打合せをし、「癒〜し癒し」の間(ま)などを細かく確認する。いよいよ始まったテイク1、優希が隣で「よし!」とゲームをしているところに「癒〜し癒し癒し」と入る予定が、台詞のタイミングを逃しそのままNGに。「ごめんなさい、きっかけがわからなかった」と話すも、その後の練習ではセリフも間もパーフェクトにこなし、スタッフから「完璧です!」と絶賛されていた。

また、ムツゴロウさんは撮影の合間、スタッフを動物に例えたりして談笑。象の鼻に腕をもっていかれてしまい、肩を傷めてしまったため、「両肩がダメになり、ゴキゴキなるんだ」と話しながら、肩を鳴らしてくれるサービス精神も披露していた。

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