滝に打たれる宇宙人ジョーンズ、シリーズ9年目でサントリー社屋初訪問。

2014/07/03 00:00 Written by Narinari.com編集部

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サントリーは7月5日から、テレビCM「宇宙人ジョーンズのサントリー調査シリーズ」第1弾「入社前」篇(30秒、60秒)の放映を開始する。

これまで8年以上にわたってさまざまな職業を転々としながら、未知なる惑星・地球を調べ続けてきた“調査のプロ”ジョーンズ。今回のCMでは、サントリーグループのコーポレートメッセージ“水と生きる”の意味を理解するために森へ足を運び、大きな滝に三日三晩打たれ続ける。文字通り“水と生き”てみたものの、結局何の答えも見出だせなかった彼が選んだ、次なる意外な行動とは……。川のせせらぎや鳥のさえずりが聞こえる、山里の美しい森を舞台に展開される、宇宙人ジョーンズ渾身の体当たり演技が見どころだ。

滝に打たれるシーンの撮影では、両手を胸の前で拝むように合わせる、両腕を天に向かって大きく広げる、仁王立ちという当初用意した3つのポーズに加えて、「ほかにも何か考えはありますか」と監督にアイデアを求められたジョーンズ。その場で少し考えてから、「宇宙人は水のことがあまりよく分からないと思うから、上から落ちてくる水に手で触ろうとするアクションを取り入れてはどうですか?」と提案するシーンがあった。

本番ではおよそ3分間、4メートルほどの高さから勢いよく落ちてくる水に打たれながら、自らのアイデアを含む4つのバリエーションに挑戦。監督のOKが出た後、体を張ったその演技に対して、周りのスタッフから盛大な拍手が沸き起こると、ジョーンズは全身ずぶ濡れのまま満面の笑みを浮かべていた。

また、ジョーンズは見た目のずぶ濡れ感が足りないと感じるやいなや、すぐさま自らの手で水をすくい、バシャバシャ顔や体に掛けて臨場感を演出。終始前向きな姿勢で撮影に臨んでいたという。そして、水から上がる際には、周囲に水しぶきを飛ばして、逃げ回るスタッフを追いかけ回す姿も。茶目っ気たっぷりなジョーンズに、現場は和やかな空気に包まれたそうだ。

「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」としてCM出演が開始して9年目。「入社前」篇では社屋に入る直前で終わるものの、初めてサントリーのオフィスを訪れたジョーンズは、感慨深そうな表情を見せていたという。


☆トミー・リー・ジョーンズへのインタビュー 

Q.サントリーグループは、外部の研究者とも提携して森林再生に積極的に取り組んでいます。今後環境を保護していくために、消費者や企業ができることは何でしょうか?

とても良い質問ですね。まず出来ることは、自分たちの生活を振り返ってエネルギーの消費を抑えること。石油化学製品や、風力・水力エネルギーでも何でも、とにかくエネルギーを無駄にしないようにすることです。

ただ、現代社会では、自動車など交通手段が個人用につくられているため、エネルギーを節約して、汚染を減らすことはとても難しい問題ですけどね。

個人レベルの決断だけでなく、全体レベルの決断、政治組織の決断が必要だし、経済、事業の問題にも関与してきます。石油化学製品の使用や温室効果ガスの放出量を抑えなければならないし、国同士の協力も必要になります。環境問題が完全に解決するまで取り組まなければなりません。

現在、我々には適切な環境保存のためのインフラストラクチャーがほとんどありません。森林で大きなプロジェクトを実践するなど、サントリーのような大企業が世界中に共通する問題に取り組み始めていることは嬉しく思います。「取り組み始めている」と言ったのは、今後まだまだ取り組むべきことが、たくさんあるからです。


Q.ジョーンズさん自身、アウトドアではどのように自然を楽しんでいますか?

僕の家族はテキサスで牛と馬の飼育事業を営んでいます。干し草も自分たちでつくっていて、牧場での仕事はとても楽しいです。飼育している馬は純血種のポロ専用の馬で、訓練したり、遊んでやったり、あとは、世界中で狩りや魚釣り、スキューバダイビングも楽しんでいます。いつも家族と一緒にアウトドアを楽しんでいますよ。

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