新生VAIOが放つ初モデル3機種、厚さ約11.8mm&770gの「VAIO Pro」など。

2014/07/01 15:22 Written by Narinari.com編集部

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VAIO株式会社は7月1日、初の製品となるパーソナルコンピューター「VAIO」新モデル全2シリーズ計3機種を発表した。

新モデルは、厚さ約11.8ミリ、重さ約770グラムを実現した薄型・軽量(※VAIO Pro 11.6型ワイドタッチ非対応モデルにおいて)で、高機能なライトスリムモバイルPC「VAIO Pro」(11.6型/13.3型)と、15インチの大画面・高輝度液晶ディスプレイを搭載し、基本性能を充実させたオールインワンスタンダードPC「VAIO Fit」(15.5型)をラインアップ。ビジネスやプライベートなどあらゆるシーンにおいて、快適に使えるモデルだ。

「VAIO Pro」(11.6型/13.3型)は、東レと共同開発した軽く剛性の高い「UDカーボン」を採用。また、本体側面の断面が六角形の構造となる「ヘキサシェル」デザインを採用することで、薄型の筐体にもかかわらず、高剛性を実現している。

加えて、内蔵バッテリーでの長時間駆動が可能。11.6型ワイドは約9.5時間(JEITA 2.0)/約11.5時間(JEITA 1.0)、13.3型ワイドは約10.5時間(JEITA 2.0)/約12.5時間(JEITA 1.0)となっている。

さらに机とパームレスト面との段差が少ないデザインにすることで、手のひらや手首に掛かるストレスを減らし、より快適なタイピング、キーボードの打ちやすさを実現。広いキーピッチと十分なキーストロークで、バックライトキーボードを搭載した。

ディスプレイは1920×1080ドットのフルHDに対応。また、ソニーの高画質技術であるトリルミナスディスプレイfor mobileの採用により、幅広い色域再現が可能になり、豊かで自然な色や、繊細な色の違いを忠実に再現する。

一方の「VAIO Fit」(15.5型)は、大画面液晶、光学ドライブなど、充実機能を、シンプルな筐体に搭載。タッチ機能搭載モデルも選択可能だ。そしてハイビジョンの美しさをそのままに再現する、フルHD高輝度液晶ディスプレイ、迫力のサウンドを実現する大型BOXスピーカー、パワフルな重低音が楽しめるサブウーファーなどを搭載している。

ソニーマーケティング株式会社の運営するソニーストアでの販売価格は、「VAIO Pro 11」が120,000円〜、「VAIO Pro 13」が130,000円〜、「VAIO Fit 15E」100,000円〜(税別)。

ソニーは今年2月、パソコンブランド「VAIO」の事業を投資会社の日本産業パートナーズに売却すると発表。ソニーが発売する「VAIO」は2014年春モデルが最後となり、今回、新会社であるVAIO株式会社より初めての製品が発表された。

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