仕事帰りの“溶接女子”増加中、大きな音や火花飛び散る溶接体験が人気。

2014/06/29 13:28 Written by Narinari.com編集部

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日曜大工などに使われるDIY工具やガーデニング用品のネット通販事業を展開する大都が、今年4月、南海電鉄難波駅高架下に日本初となる体験型実店舗「DIY FACTORY OSAKA」をオープンした。同店ではさまざまなワークショップを実施しているが、その中のひとつ、「溶接」に何やら変化が起きているという。オープン当初は参加者の7割が男性だったが、オープン2か月で参加者の半数以上が女性に転じており、同社は「『溶接女子』が流行の兆しを見せている」と分析している。

同店では「木工旋盤で木のボールペン」や「彫金でオリジナルアクセサリー」などのオリジナルアイテムをつくったり、「珪藻土でカベ塗り」のように自分の家で実践できるものなど、幅広いワークショップを平日休日問わず開催。どれも1〜2時間でできるため、仕事帰りにDIY体験などを気軽に楽しむ人たちが多いそうだ。

そうした中で、最近特に女性の間で人気なのが「溶接」。実際に参加した女性からは「スタッフのサポートのおかげで安心」「やってみると意外と簡単」「他のものもやってみたい」といった声が寄せられているという。DIYをする女性たちは、大きな音や火花が飛び散る、ちょっと怖さもある溶接でさえも「やりたい」と、DIYへの熱意が勢いを増しているようだ。

具体的にどのような内容のワークショップなのかは気になるところだが、例えば6月28日に開催した回では、家庭用溶接機とプラズマ切断機を使用して、鉄板を切り抜いたり、アルファベットを溶接してくっつけたりして、オリジナルのネームプレートを製作。家庭用溶接機メーカーのスター電器製造株式会社(SUZUKID)社員より直々に溶接レクチャーを受けたスタッフによるネームプレートづくりが行われた。

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