G・オールドマンが発言お詫び「ユダヤ人を傷つけることになり後悔」。

2014/06/26 15:18 Written by Narinari.com編集部

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ゲイリー・オールドマンが、プレイボーイ誌のインタビューにおける自身の発言により、ユダヤ教徒に不快な思いをさせたことを謝罪した。

ゲイリーは同誌における最近のインタビューで、メル・ギブソンの反ユダヤ主義的態度を擁護し、政治的正当性は「馬鹿げている」といったコメントもしていたが、今回その発言により不快な思いをさせた人々に対して謝罪している。

ゲイリーはハリウッドが「ユダヤ教徒によって運営されている町」といった表現もしていたそのインタビューについて、

「最近のプレイボーイ誌インタビューのコメントが多くのユダヤ人を傷つけることになったことに深く後悔しています」
「掲載された私のコメントを見てみると、それがいかに無神経なもので、誤ったイメージをさらに促進する可能性があるかが見て取れます」
「そのイメージを作り出す要因になるようなことは、今回の私の言動も含めて全く許されません」

とコメントした。

このプレイボーイ誌の中でアレック・ボールドウィンの同性愛嫌悪の暴言についても擁護しているゲイリーは、ハリウッドにおけるユダヤ人の役割に反対しているのではなく、むしろその映画界への貢献を称賛していると続けた。

Deadline.comに発表されたこの声明文でゲイリーは、

「このインタビューでこの点について質問されていたのなら、ユダヤ人とハリウッドの関係について綴ったニール・ゲイブラーの素晴らしい本『アン・エンパイア・オブ・ゼア・オウン:ハウ・ザ・ジューズ・インベンティッド・ハリウッド』をちょうど読み終わったところであると言っていたことでしょう」
「我々の業界、そして私個人のキャリアにおいても特に、その貢献に多大な借りがあるというのが事実なのです」
「この謝罪が本当に心からの物であり、ユダヤ人全体と私の生活の中におけるユダヤ人の方々には、個人的な多くの親近感を持っているということを分かっていただけることを願っています」

とコメントを表明した。

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