視力取り戻したわんこ大喜び、飼い主家族との久々対面シーンが話題に。

2014/06/23 18:01 Written by Narinari.com編集部

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たとえ言葉が通じなくても、ペットと気持ちが通じ合っていると感じている飼い主は少なくないだろう。米国のある男性は今年、目が見えなくなった愛犬に再び視力を取り戻してあげようと、手術を受けさせたそうだ。その決断は、愛犬にとってもありがたいものだったようで、彼が先日公開した、手術を終えた直後の愛犬の様子を撮影した動画が、欧米で大きな話題を呼んでいる。

この動画は、6月14日付でYouTubeに投稿された「Formerly blind dog Duffy seeing the family after surgery」(//www.youtube.com/watch?v=Og1nMDl1K7g)。英紙デイリー・メールなどによると、投稿したのは米ペンシルバニア州に住むベンジャミン・メイさんという男性で、家族と飼っているオスのアイリッシュ・テリア犬、ダフィーに目の手術を受けさせた後、家族と初めて対面した時の様子を撮影したものだという。

米ソーシャルサイト「reddit」に書かれたメイさんの説明では、ダフィーは糖尿病を患った影響で昨年に失明。愛犬と「一緒に成長してきた」という彼にとっては、自分の存在を分かってもらえず、走り回っては物にぶつかってばかりいた愛犬の姿を見るたび「心を痛めていた」そうだ。そこでメイさん家族は、愛犬に薬を与えて糖尿病の状態を安定させた後、「5,000ドル(約51万円)」を払って視力を回復させる手術を受けさせることに決めた。

そして最近、ダフィーの視力を取り戻す手術は無事成功。手術を終えたダフィーが、再び目が見えるようになって、初めてメイさん家族と対面を果たしたとき――家族の待つ部屋に入って来るなり、久々に見た飼い主家族の顔を見て、嬉しそうに終始尻尾を振り続けているダフィー。家族1人1人との触れ合いを楽しむように、せわしなく歩き回っていて、ずっと「クーンクーン」と甘えるような鳴き声を上げているのも微笑ましい。

視力を取り戻して幸せそうなダフィーの姿に、「家族に値段はつけられない」と、手術費用を出すのは惜しくなかったとの気持ちを表したメイさん。そんな飼い主の愛情を受けた喜びを体全体で表しているダフィーの姿は、多くの人の心にも響いているようで、動画の再生回数も370万回超(6月23日現在)を記録するほどの評判になっている。メイさんは、ダフィーが「私たち家族を幸せにしてくれる」と話したというが、それはきっとダフィーの立場からしても同じに違いない。

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