「MOZU Season2」に懸ける想い、西島秀俊や真木よう子ら見どころ語る。

2014/06/21 05:28 Written by Narinari.com編集部

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WOWOWで6月22日(日)からスタートするWOWOW×TBSの共同制作による連続ドラマW「MOZU Season2 〜幻の翼〜」の完成披露試写会が20日に行われ、羽住英一郎監督、キャストの西島秀俊、真木よう子、池松壮亮が登壇した。

本作は、TBS系で6月12日(木)まで放送された「MOZU Season1 〜百舌の叫ぶ夜〜」の新シーズンにあたり、Season1の事件から半年後が物語の舞台。主人公は、繁華街で起きた爆破事件によって命を失った妻・千尋(石田ゆり子)の死の真実を追う警視庁公安部のエース・倉木尚武(西島秀俊)。彼の前に立ちはだかる巨大な悪の存在、国際的テロリストグループの暗躍、その裏に見え隠れする“百舌(もず)”と呼ばれる殺し屋・新谷(池松壮亮)の影、さらに、倉木と行動を共にする公安部の明星美希(真木よう子)の実家に鳴り響く無言電話の正体など、Season2で登場する新しい謎はもちろん、Season1で散りばめられたさまざまな謎の真実が暴かれていく。

Season2からはフリージャーナリスト・名波汐里役で蒼井優、公安部部長・池沢清春役で佐野史郎が新キャストとして加入。圧倒的なスケールのアクション、革新的な映像美、深遠な人間ドラマと共に描かれていく本作をスリリングに盛り上げる。

西島は「Season1で倉木は公安のエースという設定でしたが、Season2になって飼い殺し状態というか、組織の中でも疎まれて居場所のない存在になり、より孤独でよりやさぐれている人物として演じました。『一つのことをしたら次はそのハードルを超える』が羽住組のテーマでもあり、Season1も全力を尽くしてあらゆるアイデアを試しましたが、今回のSeason2はアクションを含め、おそらくテレビドラマでは挑戦したがことない映像、シーンがたくさん出て来ます。『MOZU』を初めて見る人はもちろん、『MOZU』を見続けてくれたみなさんもより楽しんでいただける作品になっていると思うので、ぜひ楽しみにしていて下さい」とコメント。

真木は「私の演じている美希は自分の父親の行方を追い求めている役ですが、Season2でその謎が明かされ、どんどん新たな展開が始まっていきます。Season1も壮大なスケールだったんですけど、Season2もよりすごいスケールの映像になってると思うし、西島さんもいっぱい脱いでるので(西島『脱いでないよ(笑)!』※実際にドラマの中で西島さんは脱いでいない)、楽しみにしてて下さい(笑)」と場を湧かせ、池松は「Season1とSeason2の変化といえば…髪を切ったくらいですかね(笑)。監督とキャストのみなさんに助けられた現場で、長い戦いでした。もし自分以外の役をやれるとしたら…伊藤(淳史)さんの役でしょうか(西島『撮影が早く終わるからだろ(笑)!』)。熱量をずっと保ちつつ、まだまだ終わらねえぞ、というつもりでキャスト・スタッフやってました」と現場を振り返った。

そして羽住監督は「昨年の8月から撮影を開始して、編集に入ったのが今年3月。編集をしていて、いろいろな伏線を散りばめるのが楽しかったです。Season1を見ただけでは矛盾していたりするような部分がWOWOWでのSeason2で明かされたり、新しい楽しみ方が出来る作品になったのではないかと思います」とアピール。

最後に「Season2の第1話で倉木と池沢(佐野史郎)が会っているシーンで、そこに“あるモノ”が置いてあるんですけど、それを見るとSeason1に出てきた“あの人”がどうなったのか分かるようになっていますので、お見逃しのないように」と、意味深な言葉を残し、会見を締めくくった。


☆WOWOW連続ドラマW「MOZU Season2 〜幻の翼〜」

6月22日(日)スタート 毎週日曜夜10時00分(全5話)※第1話無料放送
出演:西島秀俊、香川照之、真木よう子/池松壮亮、佐野史郎、伊藤淳史/蒼井優/長谷川博己/石田ゆり子、小日向文世ほか

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