ガガが“盗作疑惑裁判”で勝訴、ヒット曲「ジューダス」に司法の判断。

2014/06/20 10:22 Written by Narinari.com編集部

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レディー・ガガが、ヒット曲「ジューダス」の盗作疑惑裁判で勝訴した。

ガガの2011年の2作目となるスタジオアルバム「ボーン・ディス・ウェイ」収録曲である「ジューダス」が、シカゴを拠点に活躍するレベッカ・フランチェスカッティが1999年にリリースした「ジューダ」と事実上類似性がない判決が下された。

レベッカは2011年、自分の曲がガガの同曲に盗用されている要素があるとして裁判を起していたが、連邦地方裁判所は、この2曲には申し立てられたような類似性を示す十分な証拠を示すことができないとの判断を下している。

Billboard.comによると、裁判官は「この2つの曲に十分に類似性があるとは判断できません。被告側がフランチェスカッティ氏の楽曲内の表現を盗用したという適切な事実が不十分です。この2曲は『他人の作品から盗用しないという“義務違反”を取り立てるほどの特別な表現』がないとします。したがって、被告側の申し立てを承諾します」と結論づけた。

また、同裁判官は判決の際には、似たようなタイトルと音楽があるとした異議に対し、「ガガの曲がフランチェスカッティ氏の曲の全体のコンセプトと雰囲気を擁しているという証拠が不十分である」とした。

さらに、同裁判官はレベッカによって申し立てたてられた盗用の要素が、保護されるべきものではなく、盗作の法の下においてもレベッカが独自で保護されるべきものだと証明することができなかったとした。

「フランチェスカッティ氏はその要素が保護するべきものであり、保護されていないこれらの要素が独自のものであるという立証を確立するに至っていません。同2曲の表現が事実上類似しているという十分な証拠がみられません」。

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