大河「真田丸」主演は堺雅人に、三谷幸喜が真田幸村の波乱の生涯描く。

2014/06/18 16:51 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


NHKは6月18日、三谷幸喜が脚本を担当する2016年度の大河ドラマ「真田丸」主演に、俳優の堺雅人を起用したと発表した。本作で堺は真田信繁(真田幸村)役を演じる。

「真田丸」は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍し、大坂夏の陣にて戦死した人気武将・真田信繁の波瀾万丈の生涯を追ったドラマ。三谷は2004年「新選組!」以来の大河ドラマの脚本で、勇気と愛に満ちた物語としてオリジナルストーリーを描いていく。

今回、主演に起用されたことについて、堺は「このたび、ドラマ『真田丸』に参加させていただくことになりました。いまはまず、なによりも、三谷幸喜さんの脚本をたのしみにしています」と喜びのコメント。

また、演じる真田信繁については「僕は、49年の生涯のうち、さいごの1年間に人生の輝きのほとんどが集中しているイメージをもっています。『真田幸村』としてこれだけ有名な人物にもかかわらず、大坂城攻防戦以外の、大部分の時間が歴史にうもれていている気がするのです。けれども逆にいえば、それだけ想像の余地があるわけで、その空白の時間を三谷さんがどう描くのか、どんな新しい人物像がうまれるのか、たのしみで仕方がありません。撮影はまだまだ先ですが、皆さまとともに戦国時代を旅することを心待ちにしています」と、クランクインに向けて胸を躍らせている。

そして、本作の制作統括、屋敷陽太郎チーフ・プロデューサーは堺の起用について「大河ドラマ『真田丸』は、後世、小説や講談などで有名になった超人的な『真田十勇士』の活躍を描くものではありません。戦国時代を実際に生きた『真田信繁』を中心とした、人間味豊かな物語を三谷幸喜さんが紡いでいかれます。堺さんは、三谷さんが創り出す真田信繁に真摯に向き合い、命を吹き込み、信繁を“生き”ていただける方です。堺さんが“生きる”信繁を観たいのは、私たちスタッフだけでなく、全国の視聴者の皆さんも同じ気持ちだと強く感じています」と、その理由を説明している。

「真田丸」は2016年1月スタート。全50回。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.