タカラトミーは6月18日、車展示場「MEGA WEB（メガウェブ）」と共同で、ミニカー「トミカ」の「ビッグおかたづけパトカー トヨタ86」を実車にした「実車版『トミカ警察　トヨタ86パトロールカー」を製作したと発表した。今後、警視庁とも連携をはかり、各種イベントで交通安全意識の普及啓発活動に活用していくという。

「トミカ」は今年、「警察」をテーマに商品やプロモーションを展開中。今回製作した「トミカ警察 トヨタ86パトロールカー」は世界に1台のパトカーで、「キミのまちをまもろう！」をキーメッセージとした「トミカ警察シリーズ」のコンセプトのもと、子どもたちが住む街を守りにいく存在という設定で企画した。

人気のトヨタ86をパトロールカー仕様にすることで、子どもたちの警察への“あこがれ”や、“かっこよさ”のイメージを表現している。3〜5歳男児に人気のトミカのパトロールカーを実在の車両にし、イベントなどで接する機会を設け、子どもたちが交通ルールを自発的に学ぶきっかけを作っていく狙いだ（※内装はパトロールカー仕様ではない）。

なお、今後この車は、警視庁と連携して「警察博物館」での展示や、秋の交通安全運動のイベントなど、交通安全の啓発に活用。積極的に子どもたちとの接点を増やしていく予定だ。