ディズニー作品と“ニッポン”、最新作「ベイマックス」も要素満載。

2014/06/13 01:09 Written by Narinari.com編集部

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「アナと雪の女王」で歴史を塗り替える驚異的大ヒットを記録中のウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ。そのスタジオ最新作「ベイマックス」の公開日が、12月20日(土)に決定した。また、同時に本作の舞台“サンフランソーキョー”のコンセプトアートが解禁された。

サンフランシスコと東京が融合したかのような架空都市“サンフランソーキョー”には、最新技術分野の頭脳とも言える人材が集結。随所に日本の大きな影響がみられ、コンセプトアートの街の看板にも「〜〜不動産」「空手〜〜」「〜〜歯科」「〜〜カメラ」「〜〜マンション」など、その半数近くが日本語表記で書かれている。

ディズニー作品は過去にも“日本”をテーマ取り入れ、その徹底的なリサーチと高次元のデフォルメにより描かれる世界観は常に話題となってきた。

例えば、ディズニー/ピクサー作品「カーズ2」では世界最速のレースカーを決めるワールド・グランプリ・シリーズ開催地に日本が選ばれ、おんぼろレッカー車のメーターが驚愕した“ウォシュレット”など細かいディティールを描き話題に。

また、ディズニー・アニメーション作品「シュガー・ラッシュ」では、日本生まれのゲームキャラクター「ストリートファイター」シリーズのザンギエフ、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のソニック、「スーパーマリオ」シリーズのクッパなどを登場させ、また、主人公や登場人物のモデルに“原宿ガール”ファッションを参考にするなど、随所に日本カルチャーが取り入れられていることが大きな話題となった。

「ベイマックス」でもそのスピリットを継承。東西の文化が融合し、最新技術分野の頭脳が集まる“サンフランソーキョー”で誕生したケア・ロボットのベイマックスの魅力的なキャラクターと並び、この町でディズニーが描く“日本”の要素も楽しみの1つになりそうだ。

「ベイマックス」は2014年12月20日(土)、全国ロードショー。


☆「ベイマックス」ストーリー

14歳の天才少年ヒロは、謎の事故によって兄タダシを失う。幼い頃に両親を亡くしたヒロにとって、唯一にして最愛の存在であった兄の死は余りにも耐え難く、彼は深く心を閉ざしてしまう。

そんな彼の前に突如現れたのは、空気で膨らんだ白くて大きな体を持つベイマックス。彼は、亡きタダシが人々の心と体の健康を守るために開発したケア・ロボットだった。大きすぎる心の傷を負った少年と、苦しんでいる人を癒さずにはいられないロボット――その出会いは、宿命だった。

「どのくらい痛いですか?」「泣きたい時は泣いていいのですよ」……ベイマックスの献身によって、ヒロは少しずつ元気を取り戻していく。

そして兄の死に疑問を持つヒロは手がかりを追うが、何者かに襲われ、辛うじて難を逃れる。世界の脅威となる巨悪の存在に気づいた彼は、兄のために戦う決意をするが、彼の味方は戦闘能力も戦闘意欲もゼロの、優しすぎるケア・ロボットしかいない。だが、ヒロはまだ気づいていなかった。兄タダシがベイマックスに託した、驚くべき“本当の使命”を…。

“戦わないこと”を運命づけられた、優しすぎるロボット。彼は世界を救うことができるだろうか? もしもそんな奇跡が起こるとしたら、果たしてどんな方法で? その答えは…。

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