西武鉄道が池袋駅リニューアル、“次の100年”に向け利便性大幅向上へ。

2014/06/12 07:11 Written by Narinari.com編集部

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西武鉄道は、1日約48万人が利用するターミナル・池袋駅のリニューアル工事を実施する。“次の100年”に向けた取り組みのひとつで、駅全体の価値向上やエリアの活性化などを図っていく。総事業費は約61億円で、工事期間は2014年5月から2016年3月(予定)まで。

今回のリニューアルは、大きく4つの柱で構成。「池袋駅としてのゲート性」「秩父や飯能に代表される自然のイメージを形で表現」「太陽や自然といったテーマを表現する光の演出」「都市性を喚起するデジタルサイネージの採用」といったことにより、駅の内外装を一新する。

より具体的に見ていくと、例えばトイレや案内カウンター、特急券うりば、定期券うりばなどを全面改装。そして従来のLED式列車案内表示器と合わせてLCD式を導入し、列車の行先や発車時刻を表示するだけでなく、沿線案内・催事案内などをよりわかりやすく表示する。

また、ホーム・コンコースに設置している冷房設備の能力アップ、新たな待合せスポットの設置、防災・防犯設備の強化、特急専用改札の集約、案内看板の一新、授乳室の新設なども行う。

さらに現在、1階と地下1階で展開している店舗を全面的にリニューアル。全体を4つのゾーンに分け、それぞれのゾーンごとにテーマを設定し店舗計画を進めていく。



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