大竹しのぶが初の映画主題歌、味わい深い歌声で“真実の愛”歌う。

2014/06/11 06:00 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


女優の大竹しのぶが、アンジェリーナ・ジョリー主演作「マレフィセント」(7月5日公開)で、映画主題歌に初挑戦していることがわかった。

今回、日本を代表する大女優の中で、映画で描かれるマレフィセントの母性愛と、アンジーの母性愛に通じる大きな愛を持った女性として、大竹を起用。大竹はこれまでシングル12枚、アルバム8枚を発表しており、歌手活動は2013年8月7日、泉谷しげるのアルバム「昭和の歌よ、ありがとう」に参加して以来、約1年ぶりだ。

曲名は「ONCE UPON A DREAM〜いつか夢で〜」に決定(サウンドトラックに収録予定)。1959年のディズニー映画「眠れる森の美女」のオーロラ姫とフィリップ王子がデュエットするロマンティックな恋の歌「ONCE UPON A DREAM」を、日本語版では全く異なる新訳版で表現。

「眠れる森の美女」で描かれるテーマとは違い、本作ではマレフィセントの愛を描いているため、よりテーマに近づけるべく、世界で唯一、新訳歌詞が作られた。6月5日より、ディズニーおよびディズニースタジオのYouTube公式チャンネルにて「マレフィセント」の映像と共にこの日本語吹替版の音楽が流れており、オリジナル版のラナ・デル・レイが歌う「ONCE UPON A DREAM」とはまた異なる、大竹の独特で味わい深い歌声によって“真実の愛”をより深く、より美しく感じられるナンバーは話題を呼びそうだ。


大竹のコメントは次の通り。

◎「マレフィセント」の主題歌が決まって

初めてこのお話を聞いた時には、「え、なんで私が?どうしちゃんだろう!」とビックリしましたが、ディズニー映画の主題歌を歌えるなんて思ってもいなかったですし、日本全国だけでなく世界中の方が観るディズニー映画に少しでも参加できるというだけで、もう「本当にやりたい、やりたい、やりたい」と思い、お引き受けしました。

「眠れる森の美女」が大好きな娘も、「うそでしょ?」ってすごくビックリしていました。羨ましがっていましたね。

すごく低い音で、子守唄のように優しく歌うというのは、すごく難しかったです。でも、とてもきれいな歌でしたので、「強くなろう 守るため」「あなたは私の夢」というところに、大きな大きな「母性」というか、強い「愛」を感じて、歌っていてすごく優しい気持ちになりました。

映画が本当に素晴らしいので、最後に席を立つ時に、誰もが持っているお母さんへの愛、子供への愛、誰に対しての愛でもいいので、優しい気持ちになってもらえたら嬉しいですね。

現在大ヒットしている「アナと雪の女王」の主題歌は聞いたら「あー、走り出したい!」と思いますが、「Once Upon a Dream〜いつか夢で〜」は全然違うイメージです。でも、この曲を聞いてホッとしてくれたら嬉しいなと思います。同じくらい皆さんの心に残る曲になるといいと思います。


◎映画「マレフィセント」について

「眠りの森の美女」は本でも読んでいますし、映画でも観ていますが、「オーロラに呪いをかける」という悪役の目線で描いたのは初めてで新鮮でした。

アンジーが“マレフィセント”を演じると聞いた時には、「アンジーがディズニーの映画に出てくれる!」と、単純に驚きました。「眠れる森の美女」が映画になるということで、とても楽しみにしていたのですが、実際は、想像の100倍凄かったです。

秘密めいていて美しくどこか寂しげで、でもとても恐いというところが“マレフィセント”の魅力だと思います。それを実写で演じるのは、とても大変だったと思いますが、アンジーは想像していたより遥かに素敵で、優しくて、すごく恐いけど、ワンシーンだけ涙を流すシーンがあって、そこでグっときてしまいました。「女優さん辞めないで欲しいな、なんで辞めちゃうの?」と思いますね。彼女をもっと見ていたいです。


◎映画を観る人、大竹の歌を楽しみにしている人へ一言

皆さん、こんにちは。大竹しのぶです。禁断の呪いが生んだ“究極の愛”の物語「マレフィセント」の、主題歌を歌うことになりました。今までの「Once Upon a Dream」とは違う、マレフィセントの愛を歌った新しい歌詞です。映画と合わせて、お楽しみ下さい。

「マレフィセント」は7月5日(土)、2D/3Dロードショー。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.