大阪市天王寺動物園に、近畿日本鉄道よりキリンが寄贈されることになり、名前がハルカスちゃんに決定した。

天王寺動物園では、2012年にキリンが不在となったことから、2013年4月に姫路セントラルパークよりオスのアミメキリン「幸弥（こうや）」をブリーディングローン（※繁殖目的の貸し出し）で借り受けて飼育している。そのため同園としては一日も早く幸弥にパートナーを迎えたいと、協力先の企業を探していた。

一方、「あべのハルカス」を開業した近鉄も、以前より天王寺・阿倍野地域の各施設と連携した取り組みを検討しており、昨年の夏に天王寺動物園から依頼のあったキリン導入については、同地域の活性化にも寄与すると判断。スポンサーとしてアミメキリン（メス）を寄贈することになった。

ハルカスちゃんの名前の由来は、日本一高いビル「あべのハルカス」から。キリンが“地球上で一番背の高い動物”であることにちなみ命名された。