メタリカのフェス出演禁止嘆願、ジェイムズの“熊狩り賛成”に抗議。

2014/06/08 05:18 Written by Narinari.com編集部

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大規模野外ロック・フェス「グラストンベリー・フェスティバル」にヘッドライナーとして出演予定のメタリカについて、出演禁止を求める嘆願書が動物愛護運動家たちよって作成された。

メタリカは今月末にもサマーセットのワーシーファームで、ヘヴィーメタルのパフォーマンスを行うバンドとしては初のヘッドライナーを務める予定だが、フロントマンのジェイムズ・ヘッドフィールドが熊狩りを支持していることがフェス参加者から怒りを買い、同バンドのフェスへの参加自体が議論の的になっている。

その嘆願書はFacebook上に作成され、タイトルは「熊狩りに賛成するメタリカを、グラストンベリー・フェスティバルから追放せよ」となっており、すでに2万1,000以上の「いいね」を獲得している。

熱心なハンターであるだけでなく全米ライフル協会のメンバーであるジェームズは、米放送局ヒストリー・チャンネルで放送される、アラスカのコディアックヒグマ狩猟に焦点をあてた番組「ザ・ハント」でナレーションを担当する予定になっており、このニュースが発表された後、嘆願書が作成された。

フェスの常連は、本来ヒッピーのイベントである「グラストンベリー・フェスティバル」の精神にふさわしくないと考えているようだ。

Facebookのページ管理者たちは、嘆願書で「メタリカをラインナップから外すことをグラストンベリーの運営陣に対して申し出る」としており、「(メタリカの出演が)グラストンベリーの精神にふさわしくないだけでなく、評判を落とすことになる」と続けている。

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