伊藤英明が悪名高き弁護士に、豪華キャストによる本格社会派ドラマ。

2014/05/29 08:19 Written by Narinari.com編集部

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俳優の伊藤英明が、裁判に勝つためなら手段を選ばない悪名高い高級弁護士を演じるリーガルサスペンス「罪人の嘘」が、8月31日よりWOWOWでスタートする。全5話で、第1話は無料放送。

伊藤と対照的な正義感を持つ人情派弁護士を演じるのは、名バイプレーヤーの滝藤賢一。3年にわたる取材をもとに構築した、「人が人を裁く」ことの意味を問う本格社会派ドラマだ。

さらに、木村佳乃、仲代達矢、筒井道隆、中村蒼、松重豊など豪華キャストが脇を固め、各話にはゲスト俳優も登場する。

メガホンを執るのは、映画「ヘヴンズ ストーリー」(2010年)でベルリン国際映画祭の国際批評家連盟賞を受賞するなど、世界でも高く評価されている瀬々敬久監督で、連続ドラマは初。脚本は映画「ヘルタースケルター」(2012年)の金子ありさが担当する。

出演者、監督のコメントは次の通り。

◎伊藤英明コメント

地上波ドラマでは表現しきれないところを重厚に作っているWOWOWならではのドラマだと思いました。だからこそ、私が演じる笠原も滝藤さんが演じる楠之瀬もすごく魅力的な登場人物に描かれていて、スタッフキャスト一同で真っ向勝負している作品になっています。そして、滝藤賢一さんや仲代達矢さんなど、共演者の方々がすごく力のある魅力的な方ばかりで、刺激やエネルギーをたくさんもらうことが出来、自分の役に厚みを持たせることが出来ました。善悪とは何なのか。時代が違えば正義にもなるし、悪にもなるし、だからこそ自分自身の善悪とは何なのだろうかと自分自身も深く考えたので、皆様にも感じていただけたらと思っています。

◎滝藤賢一さんコメント

WOWOWさんならではのとてつもなく濃厚で、巧妙なストーリー。日本の映像界に爪跡を残し続けている瀬々監督率いるスタッフチーム。同世代で群を抜く人気と実力を併せ持つ伊藤英明さんをはじめ素晴らしいキャスト陣。そして、お会いするのは7年振り。同じステージに立たせていただくのは9年振り。芝居の基礎を骨の髄まで徹底的に叩き込んでいただいた仲代達矢さん。この作品の現場を想像するだけで魂が震えます。役者人生17年。続けていてよかったなー。

◎瀬々敬久監督コメント

自分にとっては初めての連続テレビドラマ。話を伺った時、まずそのテーマに惹かれた。人が人を裁くこと、司法制度、国家が人を裁くこと、そのことへの疑問。そして、それを自らの問題として抱え原罪を背負った弁護士を主人公とした物語。やりたいと思った。ずっと気になっていたテーマだった。果たしてそれを描き切れたかは分からない。だけど、多くのスタッフやキャストの知恵と勇気も加わって、大きなうねりのような作品になったと信じている。


☆「罪人の嘘」ストーリー

東京アサイズ法律事務所の弁護士・笠原卓也(伊藤英明)は、連続強姦殺人の容疑で死刑求刑されていた有村弘人(柄本時生)の逆転無罪を勝ち取る。明らかに殺意を持って罪を犯した有村を無罪に持ち込んだ笠原に対し、怒りをぶつける遺族とマスコミ。笠原は“法に基づいた判決。責めるなら法を”と冷淡に言い放つ。一方、罪の意識もない有村を許せず、弁護を途中放棄した庶民派弁護士・楠之瀬正志(滝藤賢一)は複雑な思いを抱えていた。
そんな時、羽根田健三(仲代達矢)率いる巨大企業・日京ホールディングスの傘下である青葉製菓がアレルギー死亡事故を起こす。弁護を依頼された笠原は、あらゆる手段で原告側を追い詰める。そんな笠原のもとに、笠原の昔の弱みを握る松本省吾(渋川清彦)が金の無心に現われる。省吾と、その妹で医者の康子(木村佳乃)とは、児童養護施設で共に育った幼なじみであった。躍進し続ける笠原には誰にも言えない過去があった。

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