高速道路に微笑ましいクマ親子、侵入した子グマを母グマがひょい。

2014/05/27 09:50 Written by Narinari.com編集部

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“野生のクマ”と聞けば、人間にとってはどうしても恐ろしいイメージを抱きがち。しかし自分たちの環境にいれば、普段は家族で仲良く平穏な生活を送っているに違いない。そんな一面が垣間見られた瞬間を、カナダの男性が高速道路で撮影した動画が欧米メディアで広く紹介され、大きな話題を呼んでいる。

話題の動画は5月20日付でYouTubeに投稿された「Mother Bear Rescues Baby Bear」(//www.youtube.com/watch?v=fP3rigAU7V4)。カナダ紙ナショナル・ポストや英紙デイリー・テレグラフなどによると、撮影したのは「トルネードハンター」として竜巻の調査を行っているアルバータ州在住のリッキー・フォーブスさんで、西部ブリティッシュコロンビア州の高速道路を利用した際に出くわした光景を記録したものだ。

そのとき、カルガリーの西にあるクーテネイ国立公園付近にやって来たフォーブスさん。高速道路の路肩に座っていた子グマの姿を見つけた彼は「かわいい」と思い、反対側の路肩に車を停めて撮影を始めたという。すると停車した直後、低い壁の向こうから母グマが姿を現したそうで、公開された動画はその辺りから始まっている。ほかの車も往来する高速道路内に子どもが入り、左右を見回している母親は、なにやら危険を感じているようにも見える。

するとその直後、母親は道路内に座り込む子どもの頭をくわえ、一気に壁の外へと“救出”。意外な展開をフォーブスさんは「とても驚くべき光景だった」と話し、子を守ろうとする母グマの逞しさに感動したそうだ。

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