JR西が新たな寝台列車導入へ、ラウンジやオープンエアデッキなども。

2014/05/22 00:02 Written by Narinari.com編集部

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JR西日本は5月21日、2017年に新たな寝台列車を導入すると発表し、その概要を公開した。列車全体のデザインテーマは「上質さの中の懐かしさ」で、京阪神と山陰・山陽エリアでの運行を予定している。

新たに導入されるのは、客室車6両と、パブリックスペースである食堂車1両・ラウンジカー1両・展望スペース付き先頭車2両(編成の両端)から成る10両編成の寝台列車。客室は2クラスの客室(1両あたり1室と3室)を設け、定員は30名程度を予定している。編成の両端に設けた展望スペースからは列車の前後左右の車窓が楽しめるほか、列車後方ではオープンエアのデッキを用意。外に出て「その土地々々の風や香り」(同社より)を感じることができるという。

車両のインテリアを中心とした全体デザインは、京都迎賓館をはじめホテルや各種迎賓施設にも携わり、空間デザインに造詣が深い浦一也氏が担当。車両のエクステリアデザインについては、寝台列車やN700系新幹線をはじめ数多くの鉄道車両のデザインを手がけている福田哲夫氏、列車での食事については、食の権威として数多くのメディアで活躍する門上武司氏が手がける。



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