大山ケーブルカー初の新型車両、開業50周年の2015年に向け製造決定。

2014/05/16 11:28 Written by Narinari.com編集部

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小田急グループの大山観光電鉄は、2015年に開業50周年を迎える大山ケーブルカーの大規模設備更新に着手する。その一環として、開業以来初の新型車体を製造が決定した。

丹沢大山国定公園内の大山中腹を運行する大山ケーブルカーは、麓側の大山ケーブル駅から、中間駅の大山寺駅を経て、山上側の阿夫利神社駅までの約800メートルを結び、標高差280メートルの急勾配を上る。年間を通じて江の島や三浦半島・房総半島まで見渡せる眺望と、新緑や紅葉といった季節ごとの自然溢れる風景を楽しめるのが特徴だ。

今回の大規模設備更新には、総額16億円を投入。保有する2両の車体を新たに製造し、眺望をより楽しめるケーブルカーを目指していく。デザイン設計は、小田急ロマンスカー・VSE(50000形)、MSE(60000形)、箱根登山鉄道3000形などをデザインした岡部憲明アーキテクチャーネットワークが担当。運行開始は、2015年10月の予定だ。

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