アニメファンが選ぶ理想の家族、どんなキャラクターを思い浮かべる?

2014/05/09 14:46 Written by Narinari.com編集部

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アニメ・ゲームキャラクターの魅力をまとめて紹介するキュレーションサイト「キャラペディア」は5月9日、「アニメファンが選ぶ理想の家族キャラ調査2014」を発表した。

5月11日の「母の日」、6月15日の「父の日」、ほかにも「兄の日」(6月6日)や「妹の日」(9月6日)を控えるなど、家族に関する記念日が続いていく中で、同サイトは家族構成ごとに“理想とするキャラクター”を調査。「もっともお父さんにしたいキャラクター」「もっともお母さんにしたいキャラクター」などを中心に、過去に行った「兄」「姉」などと合わせて、「アニメファンが選ぶ理想の家族キャラ調査2014」としてまとめた。

その結果、「もっともお母さんにしたいキャラクター」の第1位に選ばれたのは、人気恋愛アドベンチャーゲームが原作の「CLANNAD」に登場する「古河早苗」だった。このキャラクターは、ヒロインである渚の母親。パン屋を経営するほか、自宅で近所の子どもたち相手に学習塾を開講している。渚の姉と間違われることもあるほど外見が若いことも特徴で、仕事と家庭の両立というしっかり者の側面に加え、パン作りの出来を否定されると泣きながら家を飛び出してしまう子どもっぽさ、そして年齢不詳のキュートなルックスも人気の背景にあるようだ。

第2位は、川原礫によるライトノベルが原作の「ソードアート・オンライン」のヒロイン「結城明日奈」。同キャラは、エリートコースを歩んでいた良家の令嬢でありありながらも、デスゲームへの参加という波乱の運命に巻き込まれていく中で成長。最強クラスの剣士となっていく。一方で料理スキルが高いという面もあり、このギャップがアニメファンの心をつかんでいるようだ。

第3位は、イヤイヤながら付き合う“偽恋”カップルの日々を描いたラブコメディー「ニセコイ」の「小野寺小咲」。なんと高校生でありながらも選出されるという結果に。その背景には、作品の中でみせる優しさや健気さに見え隠れする母性、そしてある意味彼女のもつ“普通っぽさ”が、いいお母さんになりそうという期待値に繋がっているようだ。

一方、「もっともお父さんにしたいキャラクター」の第1位は、国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」に登場する「野原ひろし」に。35歳半ばのサラリーマンという平均的なポテンシャルながらも、映画などで大活躍することも多い頼れるパパ。しんちゃんのいたずらにも、比較的、寛容な態度を見せる優しさも持っている。同キャラは、現実的に居そう、または、自分の父親も近づけそうなどといった“身近さ”が支持の背景にありそうだ。

第2位は「CLANNAD」に登場する「古河秋生」。彼は“理想の母”で第1位となった早苗の夫で、ヘビースモーカーでいつも煙草を吸っており、他人に対し初対面でもほとんど敬語を使わないというアウトローな面を持つ一方で、家族思いでとても優しく世話焼き。アニメファンには、このギャップがたまらないようだ。

第3位には、大人気の人情時代劇コメディー「銀魂」に登場する主人公「坂田銀時」。普段は怠け者だが、剣術の技倆は非常に高く、木刀で銃弾を叩き落とすなど、優れた瞬発力、強靭なパワーを持っている。イザという時に頼れるところに、男として、父としての人気の理由がありそうだ。

この結果に、「兄」「姉」「弟」「妹」「ペット」、厳密には家族ではないが「恋人」も同様の調査を行い、まとめたのが今回の「アニメファンが選ぶ理想の家族キャラ調査2014」。一般の調査だと「サザエさん」などの登場人物が挙がることが多いが、やはりアニメファンが選ぶ家族はどこか特徴的な結果となっている。

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