ノリが“懲罰降格”の苦悩告白、コーチに相談は「監督批判になるのか」。

2014/05/07 21:15 Written by Narinari.com編集部

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チーム方針に従わない言動があったとして、5月7日に出場選手登録を抹消されたDeNAの中村紀洋内野手(40歳)が、同日、Facebookで経緯を報告すると共に、自身の心境を告白している。

中村選手はFacebookで、まず、「もうご存知のみなさんもいるとは思いますが きょう7日付けで出場選手登録を抹消されました。いつも心配かけて、ファンのみなさんには申し訳ないです」とファンにお詫び。そして「きっかけは6日の巨人戦でのことです」と、問題となっている“言動”について説明した。

それによると、「作戦上のこともあるので詳しくは書けないですが 打席に入っているとき走者を場面によっては動かさず、打撃に集中させてほしいとコーチに相談させてもらいました」と、中村選手がコーチに相談したこと、これが「監督批判になってしまった形」とされ、7日朝に登録抹消の連絡があったという。中畑清監督とは直接話したわけではないそうだ。

「キャンプでの2軍スタートを経て、開幕も2軍スタートなった今季。僕はその時点である感覚に襲われていました。『自分は必要とされていないのか』」とつづる中村選手。続けて「チームとして勝つために最善を尽くす。これは野球選手として当然のことです。チーム方針に従い、歯を食いしばって2軍で調整したきた。いつかチャンスはあると信じて。それでも、今回の相談するという行為が『批判』と映ったならば寂しいことですし、自分としてはどうモチベーションを保つべきか苦悩しています。勝つために1軍のフィールドに僕は必要ないのだろうか…」と胸中を告白している。

また、「言葉足らずの自分が悪いのかもしれません。こういった場でみなさんに意見を求めることもおこがましいですが、いつも応援していただいているファンのみなさんに申し訳なくて…。自分が監督を批判したことになるのか、自分でも整理がつかなくて…」と、“懲罰”と伝えられる今回の2軍降格という現実を受け入れるのが難しい状況のようだ。

中村選手は今季、4月18日に1軍へ昇格。13試合に出場し、打率.245、0本塁打、10打点の成績を残している。

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