“サメがサメを”事件のその後、咬まれたネムリブカは助からず。

2014/05/01 14:16 Written by Narinari.com編集部

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茨城県の大洗水族館は5月1日、4月28日に発生した“サメがサメをガブリ事件”のその後を公式ブログで報告している。

“サメがサメをガブリ事件”は、28日午前、普段は静かな「サメの海1」水槽で全長2.8メートルの大きなサメ・シロワニが、全長1.6メートルの少し小さめのサメ・ネムリブカをガブリ……としてしまった事件。同館はシロワニの口からだらりとネムリブカの身体半分が出ている衝撃的な写真と共に、ブログで顛末を報告していた。

1日付けのエントリー「お騒がせしました……その後」では、前回のエントリーでははっきりとは明かしていなかった、咬まれた側のネムリブカの安否について言及。結果的には「その時のダメージが大きく、残念ながら助かりませんでした」と、死んでしまったという。

このネムリブカは2001年3月にインドネシアから輸入した個体で、子どもの頃からバックヤードの水槽で育て、今回“加害者”となったシロワニとも10年間同居していたそう。これまでは何ごともなく過ごし、お互いに干渉することもなかったものの、「体格差がありますので、注意はしていた」という中で、今回の事件は起きてしまった。

そして「サメ飼育の難しさをあらためて、認識させられた事件でした」と結んでいる。

なお、約40分間にわたりネムリブカを丸呑みしようとしていたシロワニのダメージも心配されたが、「当日は興奮していたものの なんとか落ち着きを取り戻しました」とのことだ。

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