AKB入山で超人気ゲーム実写化、関連動画5,000万回再生の「青鬼」。

2014/04/23 07:00 Written by Narinari.com編集部

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アイドルグループ・AKB48の入山杏奈(18歳)が初主演を務める、人気謎解き&ホラーアドベンチャーゲームの実写化企画となる映画「青鬼」。その劇場公開日が、7月5日に決定した。

「青鬼」は、RPGツクールXPで制作された、無料でダウンロードできるソフト。しかし、とてもフリーソフトとは思えぬクオリティの高さで、ニコニコ動画、YouTubeなどでは、関連動画が5,000万回視聴された超人気ゲームだ。2013年2月にはノベライズ化。執筆を黒田健二(「かまいたちの夜)シナリオ担当)、イラスト・キャラクターデザインを鈴羅木かりん(「ひぐらしのなく頃に」)といった豪華制作陣が手掛け、人気を拡大している。

今回の実写化企画は、主演の入山をはじめ、脇を子役出身の須賀健太(19歳)、若手男性俳優集団D2のメンバー・陳内将(26歳)、NHK子ども向け番組「おとうさんといっしょ」などで活躍中の聖也(20歳)、雑誌「セブンティーン」の専属モデルで、「めざましテレビ」(フジテレビ系)イマドキガールとしても活躍中の古畑星夏(17歳)、映画「悪の経典」などへの出演で注目される尾関陸(21歳)と、フレッシュな面々が集結した。

入山は今回の初主演について「お話をいただいたときは、目が点でした(笑)。いつか演技のお仕事もチャレンジしてみたいとは思っていたんですが、いきなり映画、しかも主演ということだったので、驚きが大きかったです。嬉しいと同時に、プレッシャーや戸惑いも感じました」とコメント。

「青鬼」については「AKBのメンバーの中にも好きな子がいて有名なゲームだったので、実写ということに対する不安もありました」としながらも、「撮影を終えてとても充実していて達成感がかなりあるので、少しでも多くの方の目に留まればいいなと思っています」と撮影を振り返った。

また、台本を読んだときには「文章でも、声に出して驚きたいくらいのスリルがあって結構こわかったです。でも展開にわくわくしました。このハラハラドキドキを早く映像でみたい!という高鳴りと、それをうまく伝えられるのかという心配とが入り交じってました」と興奮したそう。

普段のアイドル活動と、今回の女優活動、違いを聞かれると「アイドルでいるときは、やっぱりかわいくみられたいしキラキラしてたいんですけど、撮影にはそういうわたしを捨てて臨みました。アイドルの笑顔を忘れて、どうしたらもっと恐怖を感じてる顔になるのかなとか考えながらも、役の杏奈になりきって撮影してました」と語り、本作ではAKB48のメンバーとして、とはまた異なる顔を見せているようだ。

そして「ゲームをプレイしたことのある方や小説を読んだことのある方はもちろん、そうでない方も引き込まれてしまうような作品になっていると思います。青鬼はちょっと気持ち悪いんですけど……、その気持ち悪さや迫力を、ぜひスクリーンで観ていただきたいです!とことん恐怖を味わってください(笑)。杏奈の気持ちの揺れ動きも注目ポイントです」と、作品をアピールしている。

映画「青鬼」は、7月5日(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショー。


☆「青鬼」ストーリー

新しいクラスになじむことができず、毎日を憂鬱に過ごしていた転校生のシュンは、化け物が現われると噂される“ジェイルハウス”の前で同級生らと出会い、運命に引きずられるがまま、不気味な洋館へと足を踏み入れてしまう。

無人であるはずの屋敷内に響き渡る怪しげな物音。窓の向こう側からこちらを覗き込む血走った目玉。突如、転げ落ちる甲冑の頭部。恐怖に駆られた高校生6人は、建物から逃げ出そうと玄関に向かうが、なぜか扉はびくとも動かない。

「ねえ、もしかして私たち、閉じ込められちゃったんじゃないの?」――脱出ルートを見つけようと躍起になる彼らに、この世のものとは思えぬ巨大な青い影が忍び寄る。


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