講談社は、「アフタヌーン」「別冊少年マガジン」などに続き隔週刊コミック誌「イブニング」（毎月第2・第4火曜日刊行）の電子版配信を、4月22日から各電子書店で開始する。今後は紙の雑誌の発売日と同日に、毎号配信していく。

今回配信は、最新号（2014年10号）だけではなく、2014年1号（「学生 島耕作」連載スタート号）から前号（2014年9号）までのバックナンバー計10冊も一挙に開始する。

毎号400ページ超のボリュームで、「イブニング」をいつでもどこでも好きな時に買え、読むことができる電子版。2014年号以降からは、バックナンバー購入も可能になるので、まだ単行本になっていない作品が気になった時にはすぐに電子版でチェックすることもできる。

最新号の2014年10号では、春の5大新連載スタート第1弾・第2弾として、「エデンの檻」（週刊少年マガジン）の山田恵庸が描く“異能サスペンス”「DEATHTOPIA」、マンガ大賞2014第3位に輝いた「さよならタマちゃん」の武田一義が描く“新しい家族の物語”「おやこっこ」がスタートした。

「イブニング」は、「もやしもん」や「モテキ」など大ヒット作品を生み出してきた青年隔週誌。現在もシリーズ原点が月9ドラマ化され、放送中の「がんぼ−ナニワ悪道編−」や、「海賊とよばれた男」「学生 島耕作」などの王道漫画を始め、SF作品「いぬやしき」、ギャグ「よんでますよ、アザゼルさん。」、ショートマンガ「いとしのムーコ」「山賊ダイアリー」など、幅広いジャンルを網羅している。