中国で話題の謎のデザイナー、淡々と公開の写真にハマる人が続出。

2014/04/17 18:04 Written by Narinari.com編集部

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一流のファッションデザイナーの感覚は、常人には簡単に理解できないのかもしれない。先日、中国版ツイッターでは、ひとりの女性“ファッションデザイナー”が大きな注目を集めた。身の回りにある食べ物や日用品を使用した奇抜な帽子・洋服の数々に、多くのネットユーザーがすぐに心を奪われてしまったようだ。

この女性の微博(中国版ツイッター)アカウント名は“王守英是仙女”。彼女の微博をのぞいて見ると、更新は昨年3月12日から始まっており、その記念すべき第1回目の投稿は「ピーナッツイヤリング」。彼女の横顔とともに、耳にピーナッツで作られたイヤリングがぶら下がっており、そこには「ハロー、見てみて私のイヤリング。ピーナッツで作ったのよ」と記されていた。

そして続けざまに今度は白菜の葉で作った「白菜イヤリング」を掲載。以後、「下着の髪飾り」「マッチイヤリング」「割り箸イヤリング」「ピーナッツブレスレット」「くつ下髪飾り」など、食べ物や身の回りのモノで作った奇抜なデザインのファッションアイテムの写真を投稿していった。

彼女の創作意欲は止まるところを知らず、ダンボールの切れ端や空のペットボトルなどを用いた洋服、モデルガン帽子、バスケットボールハットなどの写真を連日のように投稿。じわじわとネットユーザーから注目を浴びるようになったというわけだ。

気になるのは、彼女がこれを本気でデザインしているのか、それともネタなのかイマイチ判断がつかないこと。写真の中の彼女は完全に無表情で、それぞれの説明書きも「私がデザインしたのよ」などといたってシンプルで、その真意をくみ取るのは難しい。ひょっとすると最初は真面目にデザインしていたのかもしれないが、多くのネットユーザーから面白がられ、からかわれたことで、現在は異なる感覚でデザインをしているのかもしれない。

彼女の微博のフォロワーは増え続けており、現時点で7万ユーザーを超えているが、彼女はそんな状況を楽しむかのように「自分がデザインした」と誇る奇抜なアイテム写真を投稿し続けている。微博の紹介欄には“山東省泰安市”と住所が記されているが、本当にそこに住んでいるのかも含めて、すべてが謎だ。



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