日本小説原案のトム最新作予告、戦場で戦死続く不可解なタイムループ。

2014/04/15 12:07 Written by Narinari.com編集部

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2004年に発行された桜坂洋氏の小説「All You Need Is Kill」をもとに、ハリウッドで映画化されたトム・クルーズ最新作「オール・ユー・ニード・イズ・キル」。その予告編映像(//www.youtube.com/watch?v=cfC3qnNuFXM)が解禁された。

本作は、侵略者から熾烈な襲撃を受けている近未来の地球が舞台。現在の人類の軍事力ではその攻撃に耐えうる術はない。対侵略者の決死の任務に就くことになったウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、戦闘の端緒で一矢を報いることもなく戦死してしまう。しかし、次の瞬間、ケイジは自分が不可思議なタイムループの世界に囚われていることに気づく。無限に繰り返される戦闘、そして死……。しかし、永遠に続くかのように思われた閉ざされた世界に、やがて一筋の光が差す。女性戦闘員であるリタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)と共に敵との戦いを繰り返す間に、ケイジの戦闘技術は次第に磨き上げられていく。そして、終わりのない戦い敗北を続けるふたりは、人類滅亡の危機に立ち向かっていく――というストーリーが描かれる。

今回解禁となった映像では、トム・クルーズ演じる主人公のケイジと、エミリー・ブラント演じるリタの深い関係性が浮き彫りとなる。戦場で戦死をした後に、意識を取り戻すと戦闘に向かう前の時間へ戻るという不可解なタイムループの中から抜け出せないケイジは、リタと共に同じ日を幾度となく過ごし、彼女に導かれ戦闘技術を磨き上げていく。

戦場から離れた民家の中で、ケイジとリタが同じ時を過ごす映像が収められ、何気なくコーヒーを入れるシーンで、ケイジは彼女のために砂糖を用意する。その行動をめぐって「何回目」とリタが問いかける。つまり、ケイジは既にこの場面を体験しており、彼女はそのタイムループに気づくのだ。

タイムループから抜け出すことができずに戦場での生と死を繰り返すケイジ、彼を成長させることで、侵略者たちの地球征服を阻止しようとするリタ。「僕は兵士ではない」「あなたは武器よ」と無限のタイムループを繰り広げるケイジとリタの謎めいた会話の先には、かつて誰も経験したことのない映像世界が広がっているに違いない。

日本公開に先駆け、1月9日より「週刊ヤングジャンプ」にて「DEATH NOTE」「バクマン」などで知られる小畑健によるマンガ連載も始まり、注目が集まる本作は、7月4日(金)2D/3D/IMAX同時公開。

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