幻の車復活支援1000万円突破、奇跡的に発見された「くろがね四起」。

2014/04/07 11:33 Written by Narinari.com編集部

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日本で初めて造られた四輪駆動乗用車「くろがね四起」の修復を目指し、クラウドファンディングサイト・READYFORで行われていた支援金額が、目標額に設定していた1,000万円を突破した。

「くろがね四起」は、実用乗用四輪駆動車として日本で初めて開発、製造、使用された車。正式名は九五式小型乗用車で、愛称として「くろがね四起」と呼ばれる。1935(昭和10)年日本軍に制式化、以降終戦まで改良を加えられながら生産され、戦後は復興のためトラックなどに改造されて使い潰される運命にあった。

しかし、世界で3台、日本には1台しかないとされる「くろがね四起」が、70年の時を経て京都市内の自動車修理工場で奇跡的に発見された。発見されたのは初期型で、これまで現存しないと言われていた“幻のモデル”だ。

READYFORで支援を求めていたのは、発見された幻の「くろがね四起」を修復し、実際に走らせようという浪漫溢れるプロジェクト。今回、1,000万円には到達したが、今後は1,300万円を目指し、その金額が集まれば自衛隊関係の映像製作のプロフェッショナルにより、30〜40分程度のドキュメンタリー映像を制作、支援者にDVDとして配布する予定だという。

支援者募集期間は5月29日(木)23時00分まで。

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