パトレイバーの真野恵里菜号泣、実写化プロジェクト初日舞台挨拶で。

2014/04/06 05:44 Written by Narinari.com編集部

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人気アニメ「機動警察パトレイバー」シリーズの実写化作品となる「THE NEXT GENERATION パトレイバー」が4月5日、公開初日を迎え、真野恵里菜や筧利夫ら特車二課の面々、そして総監督の押井守監督が舞台挨拶に登壇した。

今回の実写化は、アニメシリーズの初期OVA・劇場版(1&2)でも監督を務めた押井監督を総監督に迎え、登場人物を世代交代した完全オリジナル新作のプロジェクトとして制作されるもの。全長約8メートルもの実物大98式イングラムや、レイバードック併設の二課棟までをも完全実体化し、4月よりシリーズ12話を劇場上映用にシリーズ全7章として構成し、全国にて順次上映を開始する。そこから2015年ゴールデンウィークの長編劇場版の全国拡大公開に至るという、ビッグなプロジェクトだ。

押井監督は、本作に出演したキャストに対し、「パトレイバーは本当に長い仕事。監督としてベースになった、初めて食えた仕事なんです。アニメとの差別化、旧特車二課からの呪いをどう、脱却するか。名前も風貌も似ているが、中身は別物。実写化は叩かれるだろうと。でもやっぱりこのメンバーじゃなきゃダメなんだと。呪いをバネにして、キャラクターを活かしていこうと。かなり凄いことになっているし、予算もオーバーしている(笑)。夏は暑いし、冬は寒いし、苦しい撮影だったけど、みんな本当に頑張ってくれました!ありがとう!」と感謝の言葉。

主演という大役を務めた真野は「最年少の現場が久しぶりだったので、甘えさせてもらいました。人見知りだし、不安もあったんですけど、みんなでこうしてやってこれて、お客さんもたくさんいらして感無量です」と、号泣しながら撮影を振り返った。また、これには筧が「もっと泣け!(笑)」とけしかけるシーンも。

そして今後の見どころ、展開については「2話から早速凄いことになっています。非日常が暴走し始めます。アニメでやりたかったことを実写でやっていますので。今作は他のロボット映画と違う作品にしようと。規格外のロボット映画なんだと。それぞれどんな運命を辿っていくのか。これは映画で明らかになりますけど。来年まで頑張って作っていきます。鋭意製作中です。今作で一番喜んでいるのはスタッフなんです。今、本当に充実しています。どこまでエスカレートするのか。期待していてください」とファンにメッセージを贈り、イベントを締めくくった。

シリーズ第1章は4月5日(土)より新宿ピカデリーほか、2週間限定イベント上映。長編版は2015年GW全国公開。

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