あおる車が“自業自得”の結末、一部始終を撮影した動画に大反響。

2014/03/30 16:49 Written by Narinari.com編集部

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車の運転には性格が出ると言われるが、常に周囲の状況を見極め、冷静さを保ちながらハンドルを握ることが大切だ。その気持ちを忘れたとき、他人に迷惑をかけるだけでなく、自分の身にも危険が及ぶ可能性がある。米国では最近、そんな教訓を学んだであろう男性ドライバーの動画がYouTubeに投稿され、大きな話題を呼んだ。

この動画は3月26日付で投稿された「Redneck Road Rage / Instant Karma」(//www.youtube.com/watch?v=3XqZoaWKv2k)。米放送局FOX系列WHBQ-TVや米紙フロリダ・タイムズユニオンなどによると、投稿したのはフロリダ州タンパに住む女性で、彼女が3月24日にタンパ市内で車を走らせているときに撮影したものだという。そのとき、彼女は後ろを走る男性ドライバーの車にぴったりと付かれたため、記録に残そうとして携帯電話のカメラを男性の車に向けて撮影を始めた。

撮影をした場所は、タンパ市内を走る片側2車線の道路。彼女の話では、ここを法定速度の時速55マイル(約88キロ)を守って走っていると、後ろに問題の男性が運転する車がぴったりとくっつき、あおってきたという。当時、彼女はすぐ右側に別のトラックが走っていて「道を譲れなかった」上、半マイルほど先で左折するつもりでそのまま左車線を走行。しかし男性の挑発的な走りが3分ほど続き、恐怖と怒りを感じた彼女は携帯電話を右手に持ち、後ろを走る男の車にカメラを向けた。

そうした状況で、動画はスタート。冒頭から1分ほど男性の追走は続き、やがて右側を走っていたトラックを2台が抜くと、男性の車は右車線に出て女性の車と並走しようとする。その際、一旦抜きながらもあえて減速し、横に並んだところで女性に向かって中指を立て、怒りを露わにしている男性。ところがその直後、感情どころかハンドルまでもコントロールを失った男性の車は、女性の車を抜いた瞬間にスピンをしてしまい、激しく車体が左右に振れながら対向車線を横切ると、木に激突してしまった。

この動画を「瞬時の因果応報」として女性がYouTubeに投稿すると、数日で約750万回(3月30日現在)の再生回数を記録し、米メディアでも広く取り上げられるなど大きな話題に。男性の行動を自業自得と見る視聴者が多い反面、中には女性が取った様々な行動に意見をする人もいて、賛否両論となっている。

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