バス停で“恐怖の出来事”次々、ペプシが仕掛けたいたずらが話題に。

2014/03/29 13:56 Written by Narinari.com編集部

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先日の朝、ロンドンのあるバス停を利用した人たちは、普通では考えられない出来事を次々と目の当たりにし、一様に驚かされたという。その原因は、英ペプシがバス停を囲むパーティションの一部を外して設置した大型ディスプレイにあった。実はこれ、AR(拡張現実)を使って、バスを待つ人たちを驚かせようと行った英ペプシのプロモーション活動で、その様子を紹介した動画が注目を集めている。

話題を呼んでいるのは、3月20日付でYouTubeに投稿された「Unbelievable Bus Shelter | Pepsi Max. Unbelievable #LiveForNow」(//www.youtube.com/watch?v=Go9rf9GmYpM)という動画。英紙ロンドン・イブニングスタンダードなどによると、舞台はロンドン中心部を走るニューオックスフォードストリートという大通りにあるバス停で、3月20日の朝にバス停の一部を作り替え、いたずらが実行されたそうだ。

ディスプレイには外へ向けられたカメラの映像が映されていて、何もなければバスを待つ利用者たちからは、ただの透明な仕切りのようにしか見えない仕組み。そこにAR技術を使った様々な映像を組み合わせることで、利用者たちにあたかもあり得ない現実がパーティション目の前で起きたかのように思わせ、驚かせたというわけだ。

例えば、空から降って来てバス停の仕切りに大きな隕石が激突したり、蓋が飛び跳ねたマンホールの中から大きなタコの足が現れ通行人をさらったりと、そのどれもが大都会ロンドンではあり得ない光景。最初、訳が分からない利用者たちは恐怖や戸惑った様子の表情を浮かべているが、仕掛けを理解した後はいたずらを楽しんだようで、携帯電話を取り出して映像の写真を撮ったり、自分も設置されたカメラに映って、映像とコラボして遊んだりする人もいる。

この動画は英国のメディアでも広く紹介され、再生回数は約400万回(3月29日現在)を記録。何気ない平日の朝で実際に仕掛けられた人たちだけでなく、その様子を動画で見た視聴者たちも、英ペプシのアイデアプロモーションで大いに楽しんでいるようだ。

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