「目が真っ赤に」市村正親泣く、「ジョバンニの島」舞台挨拶

2014/02/24 02:17 Written by Narinari.com編集部

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長編アニメ映画「ジョバンニの島」が2月22日に初日を迎え、声優を務めた俳優の市村正親、女優の仲間由紀恵らが舞台挨拶に登壇した。

市村は「初めて観たときは笑って、また、僕も(演じた)辰夫と同じ2人の父でもあるし、後半はどうしようもないくらい目が真っ赤になって、翌日の仕事も大変でした。日本とソ連の子どもたちが隣の教室でそれぞれの国の歌を歌う場面で、なんて素敵な場面だろうと思って観ていました。世界の子どもたちはいつでも仲良くなれる。この映画を観てもらって子どもころの気持ちを忘れないでもらいたいなと思いました」とコメント。

仲間は「この役を演じるまで、北海道でこんなことがあったという事実すら知りませんでした。知らないところでこんなに苦労されていた方がいたんだなと思い、また子どもたちが前向きで頑張ってきたように、私も見習ってあきらめずにがんばっていきたいです」と語った。


☆「ジョバンニの島」ストーリー

淳平(10歳)と寛太(7歳)は、父親の辰夫と祖父の源三とともにこの島で暮らしていた。だが、終戦をきっかけにソ連軍が進駐し、島民から平和と自由を奪った。やがて訪れる家族との別れ、ロシア人少女との淡い初恋…。幼い兄弟の生き抜く姿を描く物語。

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