TDL初の謎解きは超難解だった、次回は今夏“さまざまな形態”で開催検討。

2014/02/14 03:54 Written by Narinari.com編集部

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東京ディズニーランドで2月13日、初の試みとして3日間行われた謎解きプログラム「魔法にかけられた夜の王国 奪われたハピネスを取り戻せ!」が、最終日を迎えた。不気味な雰囲気に演出された閉園後のパークで開催されたイベントには、この日も、ディズニーのオリジナルストーリーの主人公に扮した約1,000人のゲストが参加。奪われたハピネスを取り戻すため、難解な謎解きに挑戦した。

「魔法にかけられた夜の王国 奪われたハピネスを取り戻せ!」の参加者は、1デーパスポート付き専用パスポート(10,500円)で入園後、一枚の謎解きマップを手にする。そのマップを手掛かりに、パークを巡って数々の謎を解明。ディズニー映画「眠れる森の美女」に登場する魔女マレフィセントの魔法を解くための呪文を見つけ出すことを目指していく――というのがこのプログラムの内容だ。

東京・世田谷から参加した福田さん(9人で挑戦)は「謎解きプログラムは20回くらい参加していますが、今日はチームワークと情報共有を心掛け、そしてみんなのひらめきでなんとかゴールできました。次回も是非チャレンジしたいです」と達成感を得た様子。

また、兵庫・神戸から参加の永江さん(3人で挑戦)は、「いつもニコニコしているキャストさんが笑っていなかったり、パーク全体で雰囲気が作られている感じが楽しかったです。最後にミッキーマウスがステージから降りて会いに来てくれた時に、私たちがハピネスを取り戻したという思いで、いつもより親近感を抱きました」と語ってくれた。

「魔法にかけられた夜の王国 奪われたハピネスを取り戻せ!」は2月13日の最終日を持って終了となったが、次回の謎解きプログラムは、今年の夏の開催を予定している。東京ディズニーシーや通常営業時間帯での実施など、さまざまな形態での開催を検討中だという。


☆「魔法にかけられた夜の王国 奪われたハピネスを取り戻せ!」大まかな内容

シンデレラ城が妖しく光を放ち、不気味な音楽が聞こえる東京ディズニーランド……。ショーベースに集まった勇者(ゲスト)たちは、マレフィセントの恐ろしい魔法によって東京ディズニーランドのハピネスが奪われたことを知る。ミッキーマウスはどこかに閉じ込められ、キャストの笑顔も失われてしまったのだ。

この東京ディズニーランドの危機を救う方法はただひとつ。応募者約20万人の中から選ばれた勇者たちが、マレフィセントの魔法を解く鍵の“謎”を解き明かすこと。許された時間は、妖精たちの魔法により眠りに落ちたマレフィセントが目覚めるまでの60分間。封筒に入った1枚の謎解きマップを手にした勇者たちは、幾重にも張り巡らされた難解な“謎”を解き、4つのステップを制限時間内にクリアしなければならない。

1stステップは、謎解きマップに記された文字やイラスト、数字が不規則に並んだ3つの暗号の解読だ。ステップが進むにつれ、さらに難しくなっていく“謎”。ステップをクリアするごとに加わるさまざまな手掛かりを駆使して“謎”を解き明かさなければならない。果たして60分の間に“謎”は解き明かされるのだろうか。

刻々と過ぎていく時間。外灯の明かりやベンチに集まり、真剣な表情で謎解きに取り組む勇者や次の手掛かりが隠された場所を目指す勇者たち。そして60分が過ぎ、プログラムの終了が無常にも告げられた。時間内に“謎”を解き明かした勇者は、2月13日はわずか97人(約1,000人中。3日間合計の達成者は196人)。かなり難解な謎解きプログラムとなった。



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