“ビリギャル”慶應合格記好調、偏差値30から1年で驚異の40アップ。

2014/02/13 04:08 Written by Narinari.com編集部

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今週2月17日付けのオリコン“本”ランキングBOOK(総合)部門では、1月27日付けで初のTOP100入り、2月3日付けでそれまでの最高位18位まで急上昇していた坪田信貴「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(2013年12月27日発売/KADOKAWA)が、週間1.3万部を売り上げ先週の26位から10位に上昇、初のTOP10入りを果たした。

投稿サイト「STORYS.JP」で60万人が感動した実話を完全描き下ろしで書籍化した本作は、偏差値30、学年ビリの女子高生が、名古屋で学習塾を経営する著者と共に、大学受験最難関の1つである慶應義塾大学合格を目指し、見事合格するまでの軌跡を描く。高校2年の夏の時点で、聖徳太子を知らず「せいとくたこ」と読み、平安京は「人の名前」だと思っており、日本地図は「一つの島」で書き、東西南北の位置や九九や「strong」の意味が分からない、など学力のない逸話には事欠かない金髪ギャルのさやかちゃんが、いかにして1年弱で偏差値70台という驚異の学力アップとなったのか。

著者の指導法や、両親や周囲の協力、そして何よりも素直で自分の決めたことは必ずやり通すさやかちゃんの不断の努力が、笑いあり涙ありで描かれた奮闘記だ。

「ダメな人間なんていない。ただ、ダメな指導者がいるだけ」という著者の信念に基づいた「ゼッタイ無理」を克服するための心理学テクニックやコツなども紹介されており、受験本や教育本としてだけでなく、ビジネスの場でも役に立ちそうな内容であるため、今後のセールス拡大にも大きく影響しそうだ。

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