大泉「セクシー洋ちゃん見て」、WOWOW連続ドラマの役にしたり顔。

2014/02/13 02:54 Written by Narinari.com編集部

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大泉洋、松雪泰子、陣内孝則が2月12日、都内で行われたWOWOW連続ドラマW「地の塩」の完成披露試写会イベントに登壇。共演の感想や珍解答で会場を盛り上げた。

本作は、連続ドラマWの「パンドラ」シリーズなどで知られる脚本家・井上由美子氏が、考古学界を舞台に描くオリジナルのヒューマンミステリー。神の手を持つと言われる新進気鋭の考古学者・神村賢作(大泉)と教科書編集者・佐久間里奈(松雪)が、発掘の捏造疑惑や未解決殺人事件の真相に迫る。

2012年放送の「プラチナタウン」では情熱的な町長を演じ、連続ドラマW初主演を飾った大泉は、勤勉で人望の厚い考古学者役で同枠主演にカムバック。おちゃめな表情を封印した役どころだけに「疑惑を持たれるような影のある役はやったことがないので、台本を読んで『ちょっといいじゃん、カッコいい』と若干痺れましたね」としたり顔で、「普段とは違った一面の“セクシー洋ちゃん”を見て」とアピールした。

一方、連続ドラマW初出演の松雪は「クオリティの高い現場で、素晴らしい撮影環境だった」と報告しながら「大泉さんは現場では綿密に真摯にやってくれて、それについていきたいと思った」と大泉との初共演に手応え十分。

当の大泉も「クールビューティーだから怖かったらどうしようと思ったけれど、そんなことはなくて、清楚で優しくて素晴らしい方。身が洗われるような、救われるような気がしましたね。もう『馬鹿!』って言ってくださいという気持ちになるし、問い詰められるシーンでは2時間くらい説教を受けたくなった」とこちらも初共演に大喜びだった。

後輩である神村の活躍を嫉妬しつつも見守る文部科学省史料保存庁次長・沢渡善三役の陣内は「後から出てきた奴に追い抜かされる屈辱は、これまでの芸能生活の中で結構あります。そんな思いを活かした役作りをしました」と自虐的に語りながら、大泉から「陣内さんは僕の中学・高校時代のスター。『愛しあってるかい!』が大好きだったので、撮影の最初は質問攻めでした」と言われると「あなたも僕を踏み台にしてのし上がってきたのね」と照れ隠しにチクリ。

それでも「元々センスがいい人だと思っていたけど、ストイックな芝居も素晴らしいと思った」と大泉に高評価をつけながら「この3人で、底抜けのコメディーをやってみたいね。『白鳥麗子でございます!』的に松雪さんを取り合うのはどう? 今の時代でもウケるはず」と次回作を勝手に妄想。会場が盛り上がる中、大泉も「次のWOWOWでやりましょう、底抜けのコメディーを」と期待していた。

連続ドラマW「地の塩」は、2月16日(日)22時よりスタート(全4話)。第1話は無料放送。


☆「地の塩」ストーリー

神村賢作(大泉)は、歴史を覆す大発見をした勤勉な考古学者。彼が発見した塩名遺跡は、定説では日本に人類が存在しないとされる時代のものだった。遺跡が発掘された塩名町は、過疎化が進んでいたものの、一気に観光地として活性化する。

神村のこの功績は、教科書編集者・佐久間里奈(松雪)の尽力により、調査段階にもかかわらず歴史教科書にも掲載が決まる。里奈は、熱っぽく古代のロマンを語り、真摯に考古学と向き合う神村の人柄に惹かれる。文部科学省史料保存庁の次長・沢渡善三(陣内)は、後輩にあたる神村の活躍を嫉妬しつつも見守っていた。

そんな中、神村が新たに着手した発掘現場から13年前に行方不明となっていた女学生の人骨が見つかり、当時事件を追っていた刑事・行永太一(田辺誠一)は捜査を再開する。一方、教科書の印刷も刷り上がる頃、神村の学説に異論を唱える学者が里奈の元を訪れ、彼の発掘は捏造だとの話が持ち込まれる。

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