うんちになって下水処理体験も、日本科学未来館がトイレの企画展。

2014/02/05 09:43 Written by Narinari.com編集部

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日本科学未来館は7月2日から、“トイレ”の存在に着目した企画展「トイレ? 行っトイレ!〜ボクらのうんちと地球のみらい」を開催する。期間は10月5日まで。

この企画展は、自分のうんちの匂いや形などの身近な話題から、排泄物と地球環境の問題に至るまで、さまざまな情報を見つめながら、環境に負荷をかけないトイレのシステムとは何か、私たち人間にとって幸せなトイレとはどのようなものなのか――を探る内容。

日本のトイレは洗練されたイメージが強いが、一方で「学校で子どもがなかなかトイレに行けない問題」「介護の現場で大きな負担になっている排泄の問題」といった課題も抱えている。世界を見れば、「約25億人がトイレを使えない環境にある問題」「不衛生ゆえに子どもが命を落とす問題」なども、人類が取り組まなければならない課題だ。

こうしたトイレの問題について、世界人口が100億人を突破すると考えられている2050年に向け、今というタイミングで“幸せなトイレ”について、堂々と、オープンに、愉快に語り合う、というのが企画展の趣旨だ。

会場では、うんちに扮して巨大トイレのすべり台を下りながら下水処理の旅をしたり、理想の形のうんちをねんどで作ったりといった体験もできるという。

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