裸で洗濯機にハマり大ピンチ、恋人驚かそうと潜むも身動き取れず。

2014/01/15 13:37 Written by Narinari.com編集部

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2014年も始まったばかりの先日のこと。オーストラリアのある男性は、彼女が来たら驚かせようと、1人家の中で隠れて待っていようと考えた。意外性のある場所を探して、彼が隠れ場所に選んだのは洗濯機の中。しかしこの選択が後に彼自身を窮地に陥れ、他人にまで失態を晒す結果を招いてしまったそうだ。

豪放送局ABCや豪紙ヘラルド・サンなどによると、この男性はビクトリア州ムアオープナで暮らすロレンスさん。1月4日午後5時15分頃、女性から彼の救出を依頼する通報が警察にあり、救急隊員らと共に警官が自宅へ向かったところ、洗濯機の中にハマって動けなくなっているロレンスさんの姿があったそうだ。驚きを隠せない警察官や隊員らに対し、彼は「彼女を驚かせようと思ってハマってしまった」と説明し、救助を要請した。

地元ラジオ局に語ったというロレンスさんの説明によると、自称“いたずら好き”の彼はこの日、彼女が家に来たら驚かせたいと、シャワーを浴びようとしたときにふと思いついた。「できるだけおかしな場所を」と探した彼が目を付けたのは洗濯機。大きなタイプだったため、身長約180センチの自分でも「余裕で入れる」と踏んだ彼は、さらなる驚きをもたらすために裸になって中へ入った。ところが足を組んだ状態で座ってしまったのが悪夢の始まり。準備した後で、自分が全く身動き取れなくなったことに気付いたという。

慌てた彼は、幸運にも一緒に持ち込んだ携帯電話で知人に連絡。そこから救急隊員へと通報が入り、現場に警察や救急隊員が急行した。

隊員らが彼の窮地を目の当たりにした直後、衝撃であ然と「突っ立っていた」と話すロレンスさん。そして彼が裸の状態だと分かった隊員らは、洗濯機を壊さずに、中に潤滑油のようなものを流して滑り出させようと決めて家の中を探し周り、浴室にあった石鹸やシャンプー、調理用のオリーブオイルなどを使って彼の救出を始めた。

服を着ていたら繊維で抵抗力が生まれるため、裸だったのは「ベストだった」と話したのは救急隊員の1人。流し込まれた液体のおかげで、彼の体は徐々に動けるようになったそうで、作業開始から20分ほどで出られると確信したロレンスさんが洗濯機を「傾けて」と言い、床の上に滑り出るように抜け出したという。

彼女と「ちょっとした楽しみ」に浸るつもりが、自分の判断ミスで新年早々“大きな苦しみ”を味わう羽目になったロレンスさん。警察官の1人は、助けた時に彼が「とても決まりが悪そうだった」と明かした上で、「私が市民にアドバイスをするなら、機械の中に入らないようにと言いたい」と話しているという。

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