「永遠の0」文庫が350万部突破、1か月で50万部上乗せと勢いが加速。

2014/01/09 04:00 Written by Narinari.com編集部

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今週1月13日付けのオリコン“本”ランキング文庫部門では、百田尚樹「永遠の0」(2009年7月15日発売・講談社)が、週間14.2万部を売り上げ3週連続の首位となり、先週付けで更新していた自作の最高週間売上記録を今週も塗り替えた。

また2013年12月9日付けで累積売上300万部を突破したが、それ以降これまでのわずか1か月あまりで売上部数が50万部を超え、勢いにさらに加速がついている。現時点の累積売上は357.4万部と350万部を突破、この勢いでセールスが進めば、全部門を通し歴代初となる「400万部突破」の可能性も出てきた。

そのほか今週は「永遠の0」をはじめ映像化作品が好調。佐伯泰英の「居眠り磐音シリーズ」最新刊「居眠り磐音江戸双紙45 空蝉ノ念」が2位初登場、前作「居眠り磐音江戸双紙44 湯島ノ罠」(共に双葉社)が10位と2作同時にTOP10入り。

また、現在大ヒット公開中の「カノジョは嘘を愛しすぎてる」のノベライズ版、(著)豊田美加/(原作)青木琴美/(脚本)吉田智子「小説カノジョは嘘を愛しすぎてる」(小学館)が先週の14位から11位に、今月25日から山田洋次監督、松たか子主演で映画公開となる直木賞受賞作、中島京子「小さいおうち」(文藝春秋)が先週の42位から16位に、今年10月に役所広司、岡田准一らの出演で公開される直木賞受賞作、葉室麟「蜩ノ記」(祥伝社)が先週の25位から17位に上昇し、3作ともTOP10入りが視野に入った。

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