あごひげの下でアヒル育てる、モッサモサ“定位置”に隠れると安心。

2014/01/08 18:58 Written by Narinari.com編集部

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生まれたてのアヒルを育てることになった、ある男性が話題を呼んでいます。この男性、「普通なら親の羽の下で暖められているだろうけど、それも出来ないから」と、その赤ちゃんアヒルを自分の“ひげ”で守ってきたそうです。

米ソーシャルメディア・redditユーザーのSpongiさんは、ある日、親のニワトリが全滅してしまい、卵だけが残されるという場面に直面しました。このままでは卵の中で育っているヒナたちも死んでしまう――そう考えたSpongiさんは、卵を拾い集めると孵卵器に入れて孵化することに挑戦。「孵卵器にスペースが余っていたので」(Spongiさん)、隣人の庭に落ちていた卵も、ついでに拾って暖めることにしたそうです。

残念ながら、ニワトリの卵はほとんど孵ることがありませんでしたが、その中に偶然、アヒルの卵も混ざっていたようで、それだけは無事に孵化。Peepと名付けられたアヒルは、その後もSpongiさんに育てることになったのでした。

アヒルはとても社交的な動物で、親や兄弟との交流がないと弱って死んでしまうこともあるそう。そこでSpoingiさんは親代わりとして、寝る間も惜しんで世話を始めましたが、それに役立ったのが彼のモッサモサに伸びたひげでした。Peepは、そのひげの下に隠れると安心するのか、すぐにSpongiさんの首回りが定位置となったのです。

「ものすごくフンをするんだ」。そのため、首もとにタオルを巻きつけ、その上にPeepを乗せ、さらにその上からヒゲで暖める。そのように大切に、大切に育てられたPeepは、すくすくと大きくなり、今では生後40日を過ぎました。もうひげの下に隠れることは出来ないほど大きな体になりましたが、それでもSpongiさんの肩でリラックスするのがお気に入りで、一緒にテレビを見たりするそうです。

Spongiさんは現在、またアヒルの卵の孵化に挑戦中。それらが孵れば「Peepの友だちが出来るから、喜ぶんじゃないかな」と、期待を寄せています。

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