昨年最も過小評価された映画、米紙で1位に選ばれた「ザ・イースト」。

2014/01/08 05:28 Written by Narinari.com編集部

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FOXサーチライト創立20周年プロジェクト第2弾作品として、1月31日(金)より公開される映画「ザ・イースト」。このたび、本作がL.A.Times紙の読者が選ぶ“2013年度 最も過小評価された映画”ランキングの1位に選出された。

本作は「アナザープラネット」で注目を浴びたブリット・マーリングが再び主演・脚本・製作を兼ね、TVシリーズ「トゥルーブラッド」で熱狂的な人気を獲得したアレキサンダー・スカルスガルド、「JUNO/ジュノ」「インセプション」のエレン・ペイジといった、ハリウッド次世代を担う若い才能が集結。環境テロリスト集団に潜入した女性捜査官の葛藤を描いた作品だ。

毎年実施されているこの投票企画は、ハリウッド超大作やインディペンデント系などのジャンルに関係なく、読者が“良作”としてチョイスした作品が選ばれることが特徴で、一般の声がダイレクトに伝わることから、その動向は映画業界も注目。L.A.Times紙の投票結果で再注目された良作や俳優も多数存在している。

L.A.Times紙は本作について「アートシアター系の中で、サスペンスの要素と政治的要素両面から強い賞賛を受けた作品」と読者の意見を代弁しており、主演のブリット・マーリングについては「強い女性を見事に演じこなしている。(ジェイソン・) ボーンや(ジェームズ・)ボンドのようなヒーローの女性版を作り上げた」と高く評価した。

「ザ・イースト」は1月31日(金)、TOHOシネマズシャンテ/新宿シネマカリテほか全国ロードショー。

☆「ザ・イースト」ストーリー

環境汚染や健康被害などをもたらす企業を狙い、「目には目を」の過激な報復活動を行う環境テロリスト集団“イースト”。元FBIエージェントのサラはクライアント企業を彼らのテロ行為から守るため、“イースト”への潜入捜査を命じられる。アジトに潜り込んだサラはその過激なやり方に反発を覚えるが、健康被害を被っている人達の実情を知るうちに、彼らの理念に徐々に正当性を感じるようになる。また集団を率いる謎多きカリスマ・リーダーのベンジーに、いつしか惹かれている自分にも気づくのだった。捜査員としての使命感か、自分の倫理観か。“イースト”の最後にして最大のテロ実行までのタイムリミットが迫る中、サラの下した決断とは――。


☆L.A.Times紙「最も過小評価された映画」ランキング

1位「ザ・イースト」
2位「ラッシュ/プライドと友情」
3位「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」
4位「The Spectacular Now」(原題)
5位「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う! 」

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