夏目三久とカビラが“初対面”、アカデミー賞授賞式の案内役に就任。

2013/12/25 06:30 Written by Narinari.com編集部

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フリーアナウンサーの夏目三久(29歳)と、フリーキャスターのジョン・カビラ(55歳)が、2014年3月3日に開催され、WOWOWが生中継する第86回アカデミー賞授賞式の案内役を務めることになった。それに先駆け、2人が初対面。今回の仕事への意気込みなどを語った。

これが初対面となる2人、相手の印象について「いつもプロフェッショナルだなと思いながら、番組を拝見していました。めちゃめちゃチャーミングな方ですよね。本当にラッキーです」とカビラが切り出すと、夏目も「毎年、アカデミー賞の番組を拝見しておりまして。まさかご一緒できるとは思っていませんでした」と喜びを語る。

カビラの印象については「レディーファースト、とても紳士な方だなと思いました」とのこと。そして「こういった番組の案内役をやらせていただくのは初めてなので、カビラさんに甘えながら、映画をより深く楽しませていただこうと思います」と語るなど、ベテランのカビラへの信頼は厚い。

映画との関わり方を「すごくたくさん観ているわけではありませんが、代表的なものだったり、話題になっている作品は観たりしています」と夏目。家でビデオを観るのも好きだそうで、「好きな映画を何回も観ることもあります。アカデミー賞受賞作品だと『スティング』が好きですね。ポール・ニューマンのたばこを吸うシーンに大人の男性の色気を感じます」と笑う。そしてほかの好きな映画については「『ライフ・イズ・ビューティフル』や、サンドラ・ブロックの『しあわせの隠れ場所』など、家族ものが好きですね」と付け加えた。

アカデミー賞について、夏目は「アカデミー賞を受賞したということで『アーティスト』も『アルゴ』も観に行きましたし、映画がたくさんある中で、どれを観ようかと悩んだときに、アカデミー賞というものはひとつの指標となりますよね」。それに対してカビラも「アカデミー賞の番組をご覧になると、いろいろな候補作が出てくるので、きっとこれからもっとたくさんの映画が観たくなりますよ」と期待をあおる。

そんな2人がアカデミー賞授賞式で楽しみにしていることについては、「オープニングでは、候補作品をうまく料理するようなパロディがあると思いますんで、本当に楽しみですね。それからトリビュート。亡くなった映画界の至宝を称えるというコーナーもありますし。それから司会の練り込まれた話術ですよね。本当に刺激されます」とカビラ。

夏目も「わたしもオープニングが楽しみ。こんな風に映像を作るんだとか、こんなコラボレーションが出来るんだとか。ハリウッドならではのスケールと映像美にうっとりして、ワクワクがそこで高まりますね。それからみなさんのお衣装ですね。アンジェリーナ・ジョリーさんのドレスがかっこよかったのが印象に残ってます。1年で1番華やかな場所なんじゃないかなと思います」と期待を寄せている。

先日発表された第71回ゴールデン・グローブ賞の候補作品に宮崎駿監督の「風立ちぬ」が選出され、同作のアカデミー賞本選でのノミネート・受賞についても、今から期待が高まるが、「引退宣言を発表した宮崎監督に対する何らかのリアクションはあると思うんです。アメリカの歴史にとっては微妙な色合いの作品であるにもかかわらずゴールデン・グローブ賞にノミネートされるということは、どれだけ宮崎さんをリスペクトしているかということの表れだと思うので」とカビラが予測。

一方の夏目も「私自身は引退されるということを、まだ信じたくはないですね。ちいさいころ、宮崎駿さんの作品は、家族みんなで映画館に観に行ってました。ですので、なんらかの賞を受賞することで、世界の方々に宮崎監督の作品をご覧になってほしいなという気持ちはあります」とコメントした。

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